＊68 ページ21
.
西畑「え、え！？」
藤原「ちょ、は！？どういうことなん！？」
A「あはは、意味分かんないですよね！笑」
長尾「全っっ然わからへん！！！」
うん、そうだよね。
私も最初は意味がわからなかった。
しかも…………
A「彼女できてました」
「「「「「「「はぁ？」」」」」」」
皆はさらに意味がわからないという顔をしている。
A「何て言うか…予備、だったんでしょうね」
………新しくできた彼女と上手くいかなかったときのための。
私と恋人みたいな関係になっているとき
既に直人は好きだったらしい。
受験が終わるまで誰とも付き合う気がなかった彼女。
受験が終わった、私が告白をした日に
彼女に告白をして晴れて恋人同士になったということだった。
高橋「クズやん、そいつ。」
大西「ちょっ！ 一応好きやった人やねんから…」
A「その通りなんでいいんですよ！笑」
……本当にひどい恋だったなぁ。
もうだいぶ前のことなのに
今も私はこの恋から動けずにいる。
好きになれそうかなって思っても
もしまた"予備"だったら______。
そう考えるようになってしまって
恋愛はできなくなってしまった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 649人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆい | 作成日時：2022年12月6日 17時
