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大橋「………俺はちょっと楽しみではないかな〜」
A「！？ 何でですか！？」
大橋さんからまさかそんな言葉が出るなんて。
どうしたのかとびっくりしてしまった。
大橋「家着いたらメンバーにAさん取られてまうし。」
買い物袋をブラブラとさせて
ぽそっと拗ねたような声を出す。
その仕草が可愛いな、と思ったけれど
さすがに言えない感じなのでやめた。
A「いやそんなことは……。 皆さん仲良くしてくれて嬉しいです、本当に。」
大橋「Aさん大人気やからな〜！… 特にみっちーには。」
……………道枝さん？
そんな大して変わったことはないが…
ただ内緒にしてもらっていることがあるけれど…
大橋「あのさ、」
私のほうを向き、真っ直ぐ目を見てきた。
大橋「俺から離れんといてな？」
私を見る大橋さんは
何かを心配するような感じで。
A「？ えっと、大橋さんの近くに座りますね…？」
さっきの言葉に色んな意味が含まれていることに
私は気がつかなかった。
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作者名：ゆい | 作成日時：2022年12月6日 17時
