カフェオレタイム (ページ9)

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そうだよね、私の言い方が悪かったな。

先輩が似合わないでしょ？なんて自虐的な事言ってきたら
そんなことはないですよっと返さなくちゃいけないよね。

A「ごめんね、気を使わせて。」

大橋「え？」

A「お世辞でも似合うって言ってくれて嬉しかった、ありがと」

にこっと笑って見せるけど、
大橋くんは悲しい顔をしていた。

大橋「なんで、」

A「……大橋くん？きゃっ！？」

ぐいっと手を引っ張られたかと思ったら
ぎゅっと抱き締められてた。

え！？！？何この状況！！

A「おおお、大橋くん！？！？」

大橋「…先輩、今日のお願い事なんですけど」

ちょっと待って！？
この状態で聞くの！？

先輩、キャパオーバーで死にそうなんだけど…

大橋「これからもそのお弁当見たいんで、妹さんと同じ物持ってきてください。」

A「は…？」

少し体を離されて、今度は耳元で

大橋「約束、ですよ？」

ハスキーな甘い声で囁かれた。