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今日も頑張ってブラックコーヒーを飲みながらパソコンと格闘していると
右隣から元気な声が聞こえた。
大橋「せーんぱいっ！これ美味しいんで食べてみてください！」
はいっと渡されたのはいちごチョコ。
れいな「先輩、これ甘いけど大丈夫です？」
左隣から心配される。
デスクの両脇には今年入ってきた可愛い後輩たち。
甘いものを食べないと思ってる女の子は
高野れいなちゃん。
教えたことをすぐに覚えられる頭の良い子。
明るく元気で、私に懐いてくれている。
チョコをくれた男の子は大橋和也くん。
私が甘いもの食べないという話を聞いてるはずだけど
よくお菓子をくれる。
そのお菓子は何でもおいしくてブラックコーヒーを頑張って飲んでる私には本当にありがたい。
この子も明るく元気で………
何なら元気過ぎるくらい…
そしてれいなちゃん以上に私に懐いている。
A「大橋くんありがとう。 あとちょっと声の大きさ気をつけてね…」
大橋「はーい！！」
いやだから声が大きいよ…
れいな「先輩無理してませんか？ 大橋〜〜！迷惑かけちゃだめじゃん！！」
大橋「だってこれめちゃめちゃ美味しかったから食べてほしかったんやもん！……先輩、迷惑でした…？」
しょんぼりしているわんこみたい。
耳としっぽが垂れ下がってるのが見える…
A「嬉しいよ、ね？ さ、仕事再開して」
はーいって二人から返事をされ、
またパソコンに目を向けた。
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作者名：ゆい | 作成日時：2022年11月9日 15時
