覚醒 ページ4
私は、キッドさんが苦しんでいるように見えた。やり場のない気持ちを消化出来ずに、苦しんでる。
『なんで……？仲間を傷つけられたから……？』
ｷｯﾄﾞ｢ハハハッッ！！相変わらず甘いな、A。ただ、苛ついてたからだ！！小一時間で100人は殺ってきた！！｣
『…………なんで、そんな多くの人を……？』
ｷｯﾄﾞ｢海賊が海賊を殺って、何が悪い！！世の中、弱肉強食だ！！弱ェ奴に生きる道はないんだよ！！｣
『…………さない……』
ｷｯﾄﾞ｢あァ！！？？｣
『そんな考え方……！！許さない……！！！』
ドクンッッ！！！
ｷｯﾄﾞ｢…………なッッ！｣
ﾛｰ｢ッッ！まさか…………？！｣
ｷﾗｰ｢覇王色の覇気か…………ッッ！？｣
怒りが胸を熱くさせ、頭に血が昇る。身体は、力が漲るような感覚になり、怒りの矛先を睨む。
ｷｯﾄﾞ｢！！｣
ﾛｰ｢コイツは、ドフラミンゴの姪……！！覇気が使えても可笑しくはない……！！覚醒したのか！？｣
ｷﾗｰ｢ドンキホーテ・ドフラミンゴか……！！なかなか強い覇気だ……！｣
フワッと意識が戻り、今度は悲しみが押し寄せる。
そう考えたとたん涙が溢れ、頬に伝う。キッドさんに一歩一歩ゆっくりと、近付く。
『キッドさん……どうして、そんなに苦しんでるの……？』
ｷｯﾄﾞ｢なに………！？｣
ｷﾗｰ｢…………｣
『私は、さっきのキッドさんがいい。強引だったけど、一緒に店に入ってくれたキッドさんがいい…………』
ｷｯﾄﾞ｢ッ｣
『理由もなく人を傷つけないで。海賊はずっと海に生きるんでしょ……？広くて穏やかな、海に』
ｷｯﾄﾞ｢…………はぁ｣
キッドさんのすぐ目の前に行くと、毒気を抜かれたように殺気立っていた表情ではなくなり、少し穏やかで切ない顔で、私を見た。そして、血の付いた手で、私の顔に手を伸ばし、頬の涙をそっと撫でた。
ｷｯﾄﾞ｢海は…………脅威だ。何もかも飲み込まれちまう。ずっと穏やかじゃいられねぇ。荒れることもある。人間の本質そのものだ｣
『キッドさんは、その脅威そのものなの？その海を司りたくて海賊をしてるんじゃないの？？』
ｷｯﾄﾞ｢！！
………は、お前、ただのガキじゃねぇのかよ。何者だ……｣
『え？』
ｷｯﾄﾞ｢ったく。…………やっぱり、イイ女だな。｣
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紅葉＊(プロフ) - ミサキさん» ええぇえ！ホントですか(>_<)2で感動して貰えたんなら、続編書かなきゃ良かったッ(笑)！！ここで終わらしておけば良かったかもです(゜ロ゜;現に続編、展開に困ってます(笑)今後も、楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2016年3月11日 23時) (
レス) id: 02f81fdce9 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - 読んだら片目に……涙が(･д ;)シクシク (2016年3月11日 10時) (レス) id: 19b435ce1e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉＊(プロフ) - あさん» あさんだ(*´∀｀)!!こんなに早くコメントいただき、ありがとうございますッヽ(´▽｀)/いやいや、お礼を言うのは私の方ですよッΣ(゜ロ゜)いつも、心暖まるコメントありがとうございます(*´∇｀*)続編も、是非よろしくお願いいたします！！ (2016年2月28日 22時) (レス) id: 02f81fdce9 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 本当にありがとうございました(^o^)続編も楽しみにしております(*^^*) (2016年2月28日 22時) (レス) id: 5e13aa48c9 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉＊(プロフ) - 銀之助さん» 銀之助さんもですか？！低迷してるように見えないですよッ！！私は特に中盤からは、自分で最所から何度か読み直します(笑)話がずれないようにするためですが、余計に混乱するときも、あります( ゜Д゜)夢小説は楽しいですが、難しいですねー(笑) (2016年2月28日 7時) (レス) id: 02f81fdce9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉＊ | 作成日時：2016年2月4日 2時
