現実逃避 ページ30
キッド side
店を出てすぐ、遠くだが、Aの後ろ姿を探すことが出来た。
俺は、柄にもなく全力で走った。
どうやら、Aは走る力が弱まっているようで、丘に行くまでの林でAの腕を、掴まえることが出来た。
『いやッッ！！離して！！ロー！！』
｢おい……！！俺だ！！｣
『…………ッ！キッド……さん……？』
Aの髪は乱れ、目は涙を流し続けていた。
逃げるのを止め、驚いたように○んだ目で俺を見ると、うつ向いて首を振った。
『キッドさん……、私、やっぱり子供だったよ…………』
｢あぁ？｣
『逃げてきちゃった……！聞くのが……怖いの……ッ！！』
｢……！！｣
俺は涙を流すAの腕を引き、強く強く、抱き締めた。
『キッド……さん…………』
｢トラファルガーなんか、やめとけよ。｣
『…………ッッ！』
｢俺がお前を守ってやるから、…………俺にしとけ。｣
『…………キッドさん…………』
｢寂しいなら、いつも側にいてやる。抱きしめてやる。…………泣かせねぇ。｣
『………………！！』
｢…………俺を、選べ。｣
自分でも驚くほど、切ない声が出た。
Aを自分の中に捕らえておく事で、必死だった。
今、感じている体温を失いたくなくて、俺は必死に、Aを抱き締めた。
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紅葉＊(プロフ) - ミサキさん» ええぇえ！ホントですか(>_<)2で感動して貰えたんなら、続編書かなきゃ良かったッ(笑)！！ここで終わらしておけば良かったかもです(゜ロ゜;現に続編、展開に困ってます(笑)今後も、楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2016年3月11日 23時) (
レス) id: 02f81fdce9 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - 読んだら片目に……涙が(･д ;)シクシク (2016年3月11日 10時) (レス) id: 19b435ce1e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉＊(プロフ) - あさん» あさんだ(*´∀｀)!!こんなに早くコメントいただき、ありがとうございますッヽ(´▽｀)/いやいや、お礼を言うのは私の方ですよッΣ(゜ロ゜)いつも、心暖まるコメントありがとうございます(*´∇｀*)続編も、是非よろしくお願いいたします！！ (2016年2月28日 22時) (レス) id: 02f81fdce9 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 本当にありがとうございました(^o^)続編も楽しみにしております(*^^*) (2016年2月28日 22時) (レス) id: 5e13aa48c9 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉＊(プロフ) - 銀之助さん» 銀之助さんもですか？！低迷してるように見えないですよッ！！私は特に中盤からは、自分で最所から何度か読み直します(笑)話がずれないようにするためですが、余計に混乱するときも、あります( ゜Д゜)夢小説は楽しいですが、難しいですねー(笑) (2016年2月28日 7時) (レス) id: 02f81fdce9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉＊ | 作成日時：2016年2月4日 2時
