・ ページ33
僕と日向は烏養さんの車に乗っていた
日向「どこ行くんですか？コーチ」
助っ席に乗った日向が聞く
烏養「いってみりゃわかるさ」
まぁ何となく予想はつく
一繋「おりやぁ！足動かせ！足！」
やっぱり…烏養監督の家かぁ…。
一繋「ほれもういっちょ！」
烏養「退院したばっかでそんなに暴れて大丈夫かよ」
一繋「あぁ？元気になったから暴れても大丈夫ですよーが退院の意味だろうが」
絶対違う……。安静にしててくださいよ。
烏養さんは僕と日向の方を向き鵜養監督を指さして言う
烏養「うちのじいさん」
日向「えっ！？ええっ！？
じ…烏養監督！？」
一繋「で？その変人速攻をどうしていいか分からずお手上げ状態で逃げてきたのか？
えぇ？コーチ？」
そう言われ烏養さんは気まづそうに顔を逸らす
すると
一繋「おめぇのチームだろうが！！この根性無しがァァァ！！」
と烏養さんを投げた
日向「コーチィィ！？」
『…はぁ。』
日向は烏養監督と目を合わせるとビビりながら
日向「おっ、おねがいしゃァァス！！」
と言った
『日向、ビビりすぎ。』
一繋「なにをだ？
誰彼構わずぶん投げたりしねぇよ
根性無しだけだ」
僕は烏養さんに近寄りる
『大丈夫ですか？』
手を差し伸べ烏養さんはその手をとる
烏養「くそじじい！！」
日向「おっ、俺は！！自分で戦えるようになりたくてきましたあぁあ！」
一繋「その身長で、空中戦を制したいと？」
日向「この身長だからです！！
…俺、変なこと言ってるのかもしれないけど。」
一繋「何が変なんだ？
例えどんな天才セッターが相手だろうと、速攻という攻撃において絶対的指導者は……お前だ」
烏養監督がそう言うと日向の隣にいた烏養さんはよく分からないという顔をした
一繋「コーチのてめぇがキョトンとしてんじゃねぇぞオラァァァ！！！！」
『烏養さん、これ前にも言いましたよね;;;;』
一繋「まずはテクニック以前、意識の問題だ
お前自身がその変人速攻ってやつをどう考えてるんだ？」
日向「ええっと
俺がギュンッ！って行ってぱん！って思いっきり飛んだらそこにズバーってトス来るから
ぶんっ！って振るとちょうど手に当たってスパーンって決まる感じです！」
日向の拙い説明に烏養さんがちゃんとした説明を付け足す
一繋「まぁ言いたいことは分かった
しかし間違ってるぞチビ助
その変人速攻ってやつも速攻である限り主導権はお前が握っている
それをちゃーんと頭で理解しろ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 763人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ボブ - 作者さん天才か？うん、天才だね（自己完結）夢主くんの過去とかも凄いいい感じで面白かったです！面白いので、更新頑張ってください！ (2020年11月13日 23時) (
レス) id: 95a51c0b56 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - すごい好きですこの作品！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年10月25日 23時) (レス) id: be82674743 (このIDを非表示/違反報告)
焦げた苺 - お話めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！気長に正座して待ってるんで← (2020年10月7日 16時) (レス) id: 555d574bce (このIDを非表示/違反報告)
赤月 アズ(プロフ) - あぁこの作品いっぱいしゅきぃ←これからも頑張ってください応援してます！ (2020年10月6日 14時) (レス) id: 3cb13bb511 (このIDを非表示/違反報告)
VOCALOID好きの一般人。(プロフ) - ２４ページ練習慈愛になってます。果たしてどんな慈愛なのか… (2020年10月5日 19時) (レス) id: 2534deef4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はなくそわっしょい | 作成日時：2020年9月2日 13時
