同級生よりも(白) ページ43
ラ「Aくんめっちゃ似合ってるよ！」
『ありがとうー」
今日はAくんと2人で雑誌の撮影。
「スクールライフ」というのはテーマで学生服を着ている。
僕はいつも着てるけどね。
でもいつもとちょっと違う感じで楽しい。
そして教室のあるスタジオを借りて撮影している。
隣にいるAくんも、制服を着てるけど20歳を越えているのに本当にすごく似合う。
『なんかラウの隣で制服ってめっちゃ恥ずかしいんだけど..』
ラ「え？なんで？」
『だってホントの高校生じゃんー。他のメンバーもいたらまだ違和感隠せるけど、2人だし浮いてるでしょ？』
両手を広げくるっと回るAくん。
めちゃくちゃ可愛い..
ラ「Aくんが思ってる数億倍似合ってるよ！いま黒髪だし、高校潜入してもバレないよ笑」
『それはそれで喜んでいいのかなー？』
「すいません。ラウールさん、相澤さんスタンバイお願いします」
ラ「はーい」
『今行きますー』
でもこんなにカッコイイ高校生いたら学校でモテま食って大変そうだけどね...笑
「手前に相澤さん座ってもらって、後ろの席にラウールさん座っていただいて自然に話してる感じください」
2人で勉強道具を広げて喋る。
Aくんは椅子に横座り顔だけ僕の方に向ける。
『うわー全然わかんない』
ラ「あ、これ先週勉強した！」
『まじか...ラウって本当に高校生なんだな..』
ラ「ちょっと...笑」
Aくんは僕の机に肘をついて教科書を読んでいる。
『ラウー。これってどういうこと？』
ラ「あぁそこはねー..」
僕が教科書を覗き込むことで、さっきより距離が近くなる。
もしもう少し早く生まれてたらこうやってAくんと一緒に勉強したり、帰り道も一緒に帰って寄り道して...
今頃は20歳も超えて、他のメンバーみたいにAくんと色んなことができてたんだろうなー..
じっとAくんを見る。
それに気づいてAくんもこっちを見る。
『ん？そんなに見つめてどうしたー？』
ニコッと微笑んで首を横に倒した。
こういう不意にやる可愛い行動はわかっててやってんのかな？
「はい！ありがとうございます！すいませんが、じゃあちょっとここで待機してもらって」
そう言ってカメラマンさんも含めスタッフさんが全員出ていってしまった。
しんと静まり返る教室。
『ねぇねぇラウ』
ラ「どうしたの？」
僕は頬杖をつき空いた手で、Aくんに髪の毛を触る。
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れいん(プロフ) - おとさん» ありがとうございます！励みになります！！おとさんもコロナ気をつけてくださいね！ (2020年4月12日 0時) (
レス) id: fa2ebfe5a7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - おもしろかったです！更新頑張ってください。コロナにお気をつけて。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 3fc35b5620 (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - 黎音さん» すいません。。誤字です。ありがとうございます。 (2020年4月11日 9時) (レス) id: fa2ebfe5a7 (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 阿部ちゃんの名前は亮平ですよ (2020年4月11日 7時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - 影の黒鷺さん» わざわざありがとうございます。以前にも同じミスをしたのに、新しくページを作った事により外し忘れました。わざわざ教えて頂きありがとうございます！ (2020年3月22日 23時) (レス) id: fa2ebfe5a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいん | 作成日時：2020年3月22日 20時
