いちごミルク(桃) ページ20
『いっ！！』
佐「え！？なに？」
一緒に帰ってると、急に口を抑えながらうずくまる。
心配でAに近づき、俺もしゃがむ。
佐「どした？」
『飴噛んでたら口の中噛んだ..』
具合でも悪くなったかと思った..
そういえば、さっき楽屋でラウから飴貰ってたなと思い出す。
Aは飴はすぐ噛むからな..
佐「飴は噛むもんじゃないぞー」
『だってー...』
佐「ほら、ちょっとみせて？」
素直に口を開けるA。
Aの顎に手をやり口の中を見る。
佐「あぁー結構噛んだね。血が結構でてる」
『ましへ(まじで)？』
見せてとは言ったものの、こう無防備な姿を
見せられると....
口の中が見えやすいよう、舌も出てるし..
その舌に吸い付きたくなる
いやいや我慢我慢...
そのまま立ち上がりAを見下ろす。
普段は俺のが身長が低いのでなかなかない光景だ。
佐「とりあえず..水買ってくるから。血の味するでしょ？」
ここで待ってて、と言い自動販売機に行こうとしたら服を掴まれて動けない。
『ねぇ』
立ち上がり今度は俺の目線が上がる。
『俺がさっきまで何味の飴舐めてたか味わいたくない？』
指先を口元に当て、舌舐めずりをする。
佐「.....あじわいたい」
俺の返答に嬉しそうに笑い、
頭に手を回しそのまま唇が重なる。
Aの口の中を味わっていると、たまにビクッと反応する。
さっき噛んだ舌がしみるのだろう。
ただ誘ったのは、Aなので問答無用でそのまま続ける。
俺は我慢したもん。
『..っ...は..ぁだい...すけ』
佐「っつ..はぁ。血の味と甘いのが混ざって、わけわからん」
『んふふ、何味かわかったー？』
佐「んー？いちごミルク？」
唇の周りを舐めると、
さっきAを味わった味と同じ味がする。
『正解..ってか大介唇舐めんのえろい』
佐「えぇ？いまのAの顔のがえろいよ？」
少し涙目になって、噛んだところが痛いけどまだして欲しいっていう顔が最高にやばい。
ただここは外。
夜も遅いし、たまたま人通りもないけど。
いくらなんでも、何が起こっても家まで我慢しないと。
『..いまから大介の家のいっていい？』
佐「もちろん！帰すつもり無かったし」
手を握り、俺の家を目指す。
しばらくラウには、飴を与えるなと言っておこう。
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れいん(プロフ) - おとさん» ありがとうございます！励みになります！！おとさんもコロナ気をつけてくださいね！ (2020年4月12日 0時) (
レス) id: fa2ebfe5a7 (このIDを非表示/違反報告)
おと - おもしろかったです！更新頑張ってください。コロナにお気をつけて。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 3fc35b5620 (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - 黎音さん» すいません。。誤字です。ありがとうございます。 (2020年4月11日 9時) (レス) id: fa2ebfe5a7 (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 阿部ちゃんの名前は亮平ですよ (2020年4月11日 7時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - 影の黒鷺さん» わざわざありがとうございます。以前にも同じミスをしたのに、新しくページを作った事により外し忘れました。わざわざ教えて頂きありがとうございます！ (2020年3月22日 23時) (レス) id: fa2ebfe5a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいん | 作成日時：2020年3月22日 20時
