貴方色丿琥珀糖。 (ページ24)

今日:1 hit、昨日:16 hit、合計:51,912 hit

▶ ページ24

「なぁ、何で言わへんかったん」

『ｯだからぁ……っ、隠してたとかそんなん

ちゃうねんて…普通に…んっ、言うてなかっただけ…』

「…はあーそうですか」

『ひｯ、ちょ、そこばっか！！ぁっ、』

「弱いねんから虐めるに決まってるやろ」

『性格出まくってるわぁ…んん、』

あの後全部脱がされて、手首を手で束ねられた。

ずっとずっと焦らすように弄ばれて、

身体の奥の方がどんどん熱をもつ。

早く欲しいけど、スイッチが入ってしまった彼は

なかなか思うようにはシてくれない。

「濡れまくってるやん、変態」

『んッ……、あんたも、変態やろ…ｯ』

「一応自分も認めんねや？」

『そういうんじゃないけど、ひゃｯｯ！』

「…っはは、可愛い声出すやん笑」

ずっと周りを撫でるように焦らされていた

胸の飾りに突然舌が這わされた。

直接的な刺激に思わず腰が揺れる。

その姿を見てせめる｡は嬉しそうに笑った。

『…はやく、もうええやろ……？』

「何が？」

『もう我慢できひん、挿れてほしい…ｯ』

「せっかちやなぁ、ほんまに…」

ぶつぶつそんなことを言いつつも、

焦らされまくって涙目になった私を見ると

流石に気遣ってくれたようだ。

ベルトをカチャカチャ外し、

自身に透明の膜を付ける。

相変わらず…その……アレやなぁ、なんて

恥ずかしながら心のなかで思う。

カッコいいし、色々ヤバい。

「挿れんで」

『…ん、』

急になんだか照れくさくなって

顔をそらして頷いた。

すると下から感じられるゆっくりとした圧迫感。

『……ッはぁ、んんｯ…』

「なんかいつもよりアレやなぁ、久々だから？」

『うっうるさい…ｯ！…ぁっ、』

「っはは、すまんすまん」

そう言って私の頬を優しく撫で、

おでこにキスをしてくれた。

でも、

もっと近くで感じたい。

『…こっちきて』

「えっ？」

腕を伸ばして彼を引き寄せ

そのまま唇を重ねる。

一瞬驚いた顔をしていたけど

すぐにキスを受け入れてくれた。

だんだん、お互いを求めるように舌を絡めて。

グズグズに虐められながらも、

こうやってたまに感じられる甘々な雰囲気が

せめる｡の好きなところやったりする。

「…秋吉って呼んでや」

『いやや恥ずかしいもん』

「A」

『ｯ耳元で喋らんといて！』

また今日も結局

あきよしに愛されるんやなぁ。

___