貴方色丿琥珀糖。 (ページ15)

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青緑色ページ15

×32期辻皓平

×34期夢主
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You side

『辻さーん…、居ない??』

『さっき一緒にいてはりませんでした?』

阪「さっきまでおったけど…」

阪「Aの事探しに行くとよ笑」

『え?ほんまですか?』

年上で、こんな私にも優しくて

しかもむちゃくちゃおもろい……

最高コンボが揃った辻さんは私の彼氏。

今日家に遊びに行っても良いか

聞きに行こうと思ったら。

きれいにすれ違った。

…え、でもどこに探しに行ったんやろ?

廊下ではすれ違わなかったよね?

阪「…なんなん、ふざけてるん?笑」

『え、何がですか?』

「A」

『ひぃや゛ぁあ?!!何?!!!!』

耳元で名前を呼ばれる。

驚いて後ろを振り向くと

お腹を抱えて大爆笑してる辻さん。

え、気配消すの上手すぎんか?!

『えっ、ずっと居ました??えっ?』

阪「少なからずAが入ってきたときには

後ろにおってじっとしてたで」

「全然気づいてくれないねんもん」

『いやいやおかしいですって!ほんまに

全然気づかなかったですよ!!』

「結構近くにおったのに」

『近くって…どんぐらいなんですか、

言うてそこまで近くやなかったのでは…』

そう言おうとすると辻さんが

ぐっと私の腰を掴んで引き寄せた。

一瞬で私の頭の中は真っ白に。

「まぁ、これぐらい」

『ｯｯちょ、これ近いです!!!!』

「せやからこんぐらい近かったで」

阪「なんか腹立つんで一旦消えますね」

『わっ、ちょ、阪本さん助けて!!』

「ええやん、折角二人きり。何ｼたい?」

『えｯ…いや……』

「ええよ。家来ても。いつでもな。」

『え、何で分かって??』

大人な辻さんは、いつも余裕たっぷり。

綺麗な顔の彼に真っ直ぐ見つめられて

みるみるうちに顔が赤く染まる。

今夜も彼に好き放題遊ばれそうだ。