貴方色丿琥珀糖。 (ページ14)

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「今なんて言いました？！！」

『ああもううるさいうるさい』

「待って、ちょっと待ってえ、ほんまに」

赤面して慌てふためくA。

相変わらずアホっぽいけどそこが可愛い。

「…ほんまに、好き…なんですか？」

『嫌いやったらこんなとこ来んし

好きやから酒飲まれへんけど一緒にいたいねん』

「…ん゛もう〜〜…こっちばっかﾄﾞｷﾄﾞｷする…」

『俺もバクバクやわ』

「言葉責めやばいですね」

『どこがやねんあんまでかい声で言うなよそれ』

顔を手で覆っているから表情があまり見えないけど

頬から耳まで真っ赤になっている。

この状態で、

『ん』

「え」

キスとかしたら

どうなんねやろ？

って、君に対しての好奇心

結果は効果抜群やった

『な、好きやから俺はキスできんで』

「はｯｯ？！！え、あ、せめる。さん?!!」

『俺ちょっと束縛してまうけど平気？』

「え、いやちょっと話進めんといてくださいよ」

『あと多分想像以上に性格悪いで』

「ほんまにそういうとこやと思います」

そんなこと言うから思わず笑いが溢れる

それを見てAも笑う

その君の笑顔が死ぬほど愛おしくて

こんなにも想い合ってる2人って他におる??

優しく手を取って、もう1度2人

甘いキスを交わした

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