159.9月28日 ページ35
それぞれ静馬先輩にあげるプレゼントも決まったようだ。
私も,あのネコのネックレスに決めた。
散々悩んでいたのに,いざ選ぶとなるとあっさり決まったことに自分でも驚いた。
特にトラブルもなく,誕生日パーティーの準備も順調。
心配なことといえば,最近学園内で風邪が流行っていることくらい。
気温の差が激しい日が続いていたから,私も気をつけたいところだ。
でも,今のところみんな元気だし,大丈夫だと思う。
・・・が。
9月28日木曜日。
空は快晴。何か祝い事があるのにはちょうどいい日。
何も,問題はないように見えた。
A「あれ?静馬先輩は?」
平日なので勿論学校はある。
お昼休み,いつも通り校舎裏へ行く。
当たり前のように揃っているはずのギャラスタメンバー六人。
の中に,静馬先輩の姿がないのに気付いた。
そういえばと怜治先輩が口を開く。
怜治「今日,仕事もなかったはずなんだけど,来てないよ」
怜治先輩も知らないのか。
続いて,みんなの視線は遊馬くんに移った。
怜治先輩が何も知らないなら,この中で事情がわかるのは遊馬くんだけだろう。
遊馬「・・・・・・あ」
私と目が合って数秒,遊馬くんがしまったという顔をする。
遊馬「・・・兄貴,風邪で熱出して」
え,と怜治先輩と匡くんを除く全員の声が重なった。
111人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
姫奈(プロフ) - maeさん» そうなんですよね。改めて見ると結構長いというか。そろそろ,などと言ってはいますが時間的には結構かかると思いますよ。なにしろ更新スピードが遅いので(笑)ありがとうございます,はい,最後まで頑張らせていただきますっ! (2017年10月9日 22時) (レス) id: b0044d997f (このIDを非表示/違反報告)
mae(プロフ) - そろそろ完結ですか、早いような短いような(-.-)でも154話も更新されてると考えると結構長かったなぁと思いました!最後まで楽しみにしてます!!ラストがんば! (2017年10月9日 21時) (レス) id: 4282557f6f (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 姫奈さん» よかったー(-_-;)全然書かないとこうなるね… (2017年8月29日 18時) (レス) id: e1cdf2e7b6 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈(プロフ) - 蒼さん» おひさー!!あってるあってる,僕でいーんだよ。 (2017年8月23日 15時) (レス) id: a6f43b73fe (このIDを非表示/違反報告)
姫奈(プロフ) - maeさん» あ,ありがとうございますっ!!いえいえそんな・・・上手いだなんて・・・(n*´ω`*n)お褒めいただき光栄です。 (2017年8月23日 15時) (レス) id: a6f43b73fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:姫奈 | 作成日時:2016年11月1日 17時