検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:23,222 hit

157.お買い物へ ページ33

静馬先輩は,私のくれるものならなんでも嬉しいなんて言ってくれたけど。

やっぱり,決まらないものは決まらない。

というわけで私はちょこっと家から遠いショッピングモールへと足を運んでいた。ちなみに来るのは初めて。

何か,プレゼントにぴったりなものが見つかるといいな。

もちろん,ここへは一人で来た。

当たり前だけど,ギャラスタは忙しい。ストライドの大会が終わったって,仕事はたくさんあるのだ。

今日だって,例外じゃない。

・・・はず。

怜治「あれ,Aちゃん?」

何故かここに入って数分も経たないうちに怜治先輩を見つけてしまった。

それに,匡くんもいる。

珍しい組み合わせではないけれど,この二人だけっていうのはあまりない。

A「二人とも,なんでここにいるんですか?」

私の問いかけには,怜治先輩ではなく匡くんが答えた。

匡「俺ら二人だけ,時間空いたんや。怜治さんが静馬さんの誕生日プレゼントを探そう言うて」
怜治「ここに来たってわけ。丁度撮影も近かったしね」

後半,怜治先輩が台詞を引き取った。

なるほどそれで,と私も納得する。

ただ,こんなに目的が一致することってあるんだなとも驚いた。

怜治「Aちゃんもそうでしょ?」
A「えっ」

見抜かれてた・・・?

いや,でも私は普段あんまりこういう賑やかなところには来ないからかな。

そういうイメージがついているのかもしれない。

A「そうですけど」

やっぱりね,と怜治先輩が得意気な顔をした。

怜治「よかったら一緒にまわる?」

私に言ってから,怜治先輩は後ろを向いて「いいよね?」と匡くんに確認した。

匡くんは無言で頷く。

A「はい,ぜひ!」

正直言うと,どのお店から見ていけばいいのかわからなかったのだ。

思わぬ知り合いとの遭遇を初めに,お買い物がスタートした。

158.決まりました→←156.ですよね



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
111人がお気に入り
設定タグ:プリスト , 黛静馬   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

姫奈(プロフ) - maeさん» そうなんですよね。改めて見ると結構長いというか。そろそろ,などと言ってはいますが時間的には結構かかると思いますよ。なにしろ更新スピードが遅いので(笑)ありがとうございます,はい,最後まで頑張らせていただきますっ! (2017年10月9日 22時) (レス) id: b0044d997f (このIDを非表示/違反報告)
mae(プロフ) - そろそろ完結ですか、早いような短いような(-.-)でも154話も更新されてると考えると結構長かったなぁと思いました!最後まで楽しみにしてます!!ラストがんば! (2017年10月9日 21時) (レス) id: 4282557f6f (このIDを非表示/違反報告)
- 姫奈さん» よかったー(-_-;)全然書かないとこうなるね… (2017年8月29日 18時) (レス) id: e1cdf2e7b6 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈(プロフ) - 蒼さん» おひさー!!あってるあってる,僕でいーんだよ。 (2017年8月23日 15時) (レス) id: a6f43b73fe (このIDを非表示/違反報告)
姫奈(プロフ) - maeさん» あ,ありがとうございますっ!!いえいえそんな・・・上手いだなんて・・・(n*´ω`*n)お褒めいただき光栄です。 (2017年8月23日 15時) (レス) id: a6f43b73fe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:姫奈 | 作成日時:2016年11月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。