92.風圧トレーニング! ページ8
A side
怜治「今日は練習試合をやろう」
いきなり今日の練習について切り出す怜治さん。
しかも、練習試合。
でも、きっとみんなはやる気満々だから、突然でも喜ぶと思う。
返ってきた返事は、りっくんの疑問だった。
陸「練習試合?・・・ここで?」
りっくんがそう思うのも無理ないよね。
私も、数十分前にあれを見なかったら、信じられなかった。
まさか、合宿所にレースがあるとは誰も思わないよ・・・。
説明するより、実際に見た方が早い。
A「それなんだけど・・・」
’
奈々/陸「わぁ〜!」
奈々ちゃんとりっくんが、真っ先に声を上げる。
目の前には、試合用の、レース。
勿論室内だし、練習用だし、少し小さめだけど、すごすぎる。
私だって見たのまだ二回目。
やっぱりすごい。
本番は街中でやるっていうけど、想像できないよ。
ヒース「こりゃ強えーはずだ」
支倉さんも、驚きの声を上げる。
西星がここで練習をしてたなら、強いのも納得できる、と。
恭介「だが、室内じゃ風などの影響がないからな。本番とは違うだろう」
そう久我さんがつぶやいた。
万太郎「ところがどっこい!こういう機能もあるんだにゃ〜!ぽちっとな!」
みんながそうだね、と思うか思わないかの間合いで、万ちゃんがリモコンのスイッチを押した。
とたんに、壁にあった巨大な扇風機から風が出てくる。
髪がバサバサなるくらいの強さ。
すごい機能だな。完璧な対応。
奈々ちゃんや私が髪を抑えてる間、後ろでは尊くんがゆらゆらと揺れていた。
万太郎「そんでもってこっちは〜・・・」
万ちゃんが、みんなを別の部屋へ連れていく。
万太郎「ジャーン!風圧トレーニング施設〜!」
本当にそのためだけの施設。
ヒース「限度ってもんを知らねえのか」
支倉さんがあきれる中、万ちゃん先輩、久我さんが実践していた。
穂積/歩「うおあぁ〜!!」
穂積くん、歩くん、尊くん、りっくんは遊び半分で、耐えきれてない。
歩くんに至っては、座り込んでしまっていた。
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姫奈 - 蒼さん» そう〜?ありがと〜(*´▽`*)いや〜・・・ホントに久しぶりだよ・・・。危うく一ヵ月すぎちゃうところだったww (2016年9月20日 22時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 久々の更新だったけど…さっすが姫奈、ぶれない面白さだね〜 (2016年9月20日 13時) (レス) id: 845aea6d7a (このIDを非表示/違反報告)
百合 - 姫奈さん» まじか。じゃー今も夏休みだからよろしくー\(^-^)/ (2016年8月22日 13時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - 百合さん» あ、一回やったことある。夏休み中に。 (2016年8月22日 13時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
百合 - 姫奈さん» Σ(´□`;)えっ!そなの?じゃー……5個一気にいけるんじゃん?(笑) (2016年8月22日 13時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫奈 | 作成日時:2016年7月15日 17時