114.沈黙 ページ30
静馬「そんなところで寝転がっていては、砂まみれになってしまいますよ」
数分すると、静馬さんが来て、そう言われた。
静馬「遅くなってすいません」
よく見ると、少し汗をかいている。
急いで来たのだろうか。
A「そんなに待ってませんから」
静馬「それならよかったです」
・・・そこまで言葉を交わしたところで、沈黙。
なんでこう、静馬さんと話すときは気まずくなってしまうんだろう。
そのまま少し時間が流れる。
ボスっと小さな音がした。
見ると、隣に静馬さんが座っている。
最初に、砂まみれになる、とか言ってたのに。
静馬「ここだと遮るものが何もないので、空が綺麗に見えますね」
突然話しかけられた。
A「そ、そうですね」
びっくりして、声が裏返る。
静馬「・・・クスッ」
笑われた。
A「笑わないでください」
静馬「すみません」
そして再び沈黙。
次、先に口を開いたのも、静馬さんだった。
静馬「私があなたを呼び出した理由、わかりますよね?」
本題に入った。
A「・・・倉庫でのことですよね」
静馬「そうです」
こちらを向いて、真剣な表情になる。
静馬「私は、あなたに謝らなければいけません」
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姫奈 - 蒼さん» そう〜?ありがと〜(*´▽`*)いや〜・・・ホントに久しぶりだよ・・・。危うく一ヵ月すぎちゃうところだったww (2016年9月20日 22時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 久々の更新だったけど…さっすが姫奈、ぶれない面白さだね〜 (2016年9月20日 13時) (レス) id: 845aea6d7a (このIDを非表示/違反報告)
百合 - 姫奈さん» まじか。じゃー今も夏休みだからよろしくー\(^-^)/ (2016年8月22日 13時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - 百合さん» あ、一回やったことある。夏休み中に。 (2016年8月22日 13時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
百合 - 姫奈さん» Σ(´□`;)えっ!そなの?じゃー……5個一気にいけるんじゃん?(笑) (2016年8月22日 13時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫奈 | 作成日時:2016年7月15日 17時