８５.方南 ページ1
方南さんが来る頃になって、静馬先輩は戻ってきた。
私の方は見ようともしなかった。
まあ、そうだろうね。
それから、少し時間が経つと、階段の下から声が聞こえてきた。
怜治「お、来たね」
満面の笑みで下を見る怜治先輩。
あの人たちが、方南。
見たところ、一年生が一番多い？
あ、前に言ってた通り、女子もいる。
怜治「やあ、みんな。嬉しいよ、来てくれて」
静馬「お待ちしておりました」
真っ先に、怜治先輩と静馬先輩が声をかける。
そのあと、まるでそれを合図にするかのように遊馬くんが飛び出していく。
遊馬「おーい、陸ーっ！！・・・ほっ！」
もどかしくなったのか、階段の途中でジャンプした。
遊馬「よく来たな！」
陸「おう、よく来たぞ！」
そう言葉を交わしながら、右手で左手でと、順番にハイタッチ。
息がぴったりだ。この２人、結構仲がいいみたい。
楓「わーっ！久我さんだーっ！！いらっしゃい久我さん！！」
その横を、楓くんが大声でそう言いながらかけていく。
彼が走って行ったのは、サラサラロングヘア―の人。
あの人が、楓くんが言ってた「久我さん」か。
確かに、かっこいい。
匡「大事な決勝トーナメント前に、遊んでる暇あらへんやろ」
匡くんは、いつも通り・・・に見えて。
万太郎「そんなこと言って〜。たっすんてば実は、こっそりメラメラの〜、ワクワクの、チャンガラなくせに〜！」
匡「最後のはラーメンや」
やっぱり、楽しみにしてたみたい。
そして万ちゃん先輩のテンションがすごい。
自分のテンションが上がってるのをアピールして・・・
匡「っ！？」
突然黒髪の子が匡くんの脚をなでた。
尊「いい脚だ・・・」
あ、脚？
陸「でた、脚マニア・・・」
マニア！？
匡「この人、なんどすか・・・」
匡くんが半歩下がる。
尊「はっ！」
万太郎「にゃっ！？」
次に万ちゃん先輩の方を見る。
万ちゃん先輩もやっぱり半歩下がった。
奈々「あの・・・」
A「？」
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姫奈 - 蒼さん» そう〜？ありがと〜(*´▽｀*)いや〜・・・ホントに久しぶりだよ・・・。危うく一ヵ月すぎちゃうところだったｗｗ (2016年9月20日 22時) (
レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 久々の更新だったけど…さっすが姫奈、ぶれない面白さだね〜 (2016年9月20日 13時) (レス) id: 845aea6d7a (このIDを非表示/違反報告)
百合 - 姫奈さん» まじか。じゃー今も夏休みだからよろしくー＼(^-^)／ (2016年8月22日 13時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - 百合さん» あ、一回やったことある。夏休み中に。 (2016年8月22日 13時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
百合 - 姫奈さん» Σ(´□｀;)えっ！そなの？じゃー……5個一気にいけるんじゃん？(笑) (2016年8月22日 13時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫奈 | 作成日時：2016年7月15日 17時
