もう少し早く出会えたら・・・【鈴木大河】 (ページ10)

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大河side

横原「ちなみに俺は実行部隊だから。と、まぁこんな感じなんだけど」

大河「え、横原もなの！？」

横原「あれ？言ってなかったっけ？」

大河「言ってないよ！ついて来いって言っただけじゃん！」

横原「ちなみにAもここのメンバーだからな」

大河「マジ！？」

影山「そんなに驚かなくても」

　俺の予想の斜め上をいかれてしまいまた言葉を失ってしまった。

横原「もしも～し、聞こえてますか～？」

大河「え…あぁ…」

『混乱中って顔してる。意外と脳の処理速度遅いからね。横原と同じで』

　声のする方を見れば制服から私服に着替え髪を下した千崎さんが立っていた。

　学校では見せない大人っぽくちょっと色気のある彼女がいた。

横原「お前今軽く俺のことディスっただろ！」

影山「事実を言っただけだと思うよ」

基「フォローしてあげろよ、影山くん」

蓮音「フォローのしようがないほどの事実だったってことでしょ」

椿「それじゃあしょうがないね」

横原「なんでみんなしてバカにしだすんだよ！」

『うるさい。相談者を前に大声出さない』

　やばい

　マジで脳の処理速度は追いついていない・・・