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大河side
横原にお願いをしてネットで見つけた場所に行くことになった。
彼の後をついていくとそこには見たことのある人影が立っていた。
横原「よ!お待たせ」
『・・・・』
大河「・・・え?」
そこには同じクラスの千崎Aさんが立っていた。
どういうこと?
横原と千崎さんは友達?
それとも…どんな関係?
横原「なに警戒してんだよ。大丈夫、こいつは何にもしねぇよ。お前だってわかってんだろ?」
『・・・てか、なんでいるの』
横原「実はさぁちょっと頼まれごとしちゃって」
『じゃあ私がいない方がいいね』
横原「ちょっと待てよ!行先は一緒だから、な?」
大河「・・・あの…2人はどういう関係?」
横原「えっと…」
『ただのクラスメイト』
大河「いや、今までのやりとりを見ても無理があると思うよ」
『たまたま趣味が一緒だったから話したことがある』
大河「あぁ、それなら納得するかぁ」
横原「いやするなよ!」
大河「じゃあどういう関係?」
横原「幼馴染だよ!家が近くて幼稚園から一緒なんだ」
大河「へぇ〜」
驚きを通り越して何も感じない俺
幼馴染ってことは昔からの友達ってことだよね。
え、誰も知らなかった事実だよね。
待って・・・これって信じていいんだよね?
俺の頭の中は混乱中
横原「がちゃん?大丈夫か?」
大河「あ、うん」
横原「そうそう!行きたいところあったんだろ?」
大河「うん」
横原「今から行くぞ。着いて来い!」
横原は先頭を切って裏門から歩き出した。
千崎さんもため息をつき後について歩き出した。
俺も2人に遅れをとらないようにと急いで後を追った。
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作者名:椋和 | 作成日時:2022年11月6日 19時