とあるサイトから… ページ5
横原side
今日も1日が終わり、3年の俺たちは部活をする人もいればそうではない人とまばらである。
俺は、大がつくほど勉強が嫌い。
だから部活をするしか脳がない。
今日はたまたま休みの日で久々にアイツらに会いに行くかと思い荷物をまとめていた。
大河「横原」
横原「ん?お前、アイツらと遊びに行ったんじゃなかった?」
大河「用事があるって言って断った。さすがにこれ以上一緒にいるのは…」
がちゃんも俺と同じなのかもしれない。
俺もいつもはテンション高めのムードメーカーって言われているけど、さすがに少しくらい自分の時間がほしいものだ。
横原「それで何か用事でもあんのか?」
大河「ねぇ、横原。これって知ってる?」
がちゃんが見せた携帯にはとあるサイトが開かれていた。
横原「“あなたの心を救います”・・・これがどうかしたのか?」
大河「助けたい人がいるんだ。俺みたいに周りに合わせることしかできない人間だけど、俺に出来ることがあるなら…その…」
相変わらずの支離滅裂な言葉を並べているがなんとなく話したいことは理解できた。
横原「でも、なんで俺なんかに?」
大河「横原ならどこにあるか知ってるかなって思って」
横原「まぁ、知らなくはないんだけど・・・」
大河「マジ!連れてって!」
そんなにキラキラした目で見られると断るにも断れない…
仕方ない、連れていくかぁ
横原「その前に寄り道してから行ってもいいか?」
大河「もちろん!」
俺たちは昇降口で靴を履き替えその足で裏門へと歩みを進めた。
そこには1つの人影が・・・
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作者名:椋和 | 作成日時:2022年11月6日 19時