〜出会い〜 ページ24
松尾side
声のする方を見ればそこには同い年ぐらいの男の子が2人いた。
??「もしかして道に迷ったとか?」
松尾「えっと・・・」
事実道に迷ったのは確かだが、この2人はなんでここにいるのだろう。
??「帰り道教えてあげるからついてきて」
松尾「帰りたくない…!」
??「え?」
やってしまった。
でも今家に帰ればまた誰かを悲しませてしまう。
そして怒られる、泣く、また余計なことを考えてストレスを抱えてしまう。
そんなの悪循環
それならいっそ神隠しにでも会いたいものだ。
??「じゃあついて来てよ!俺たちの秘密基地に行こう!」
松尾「秘密基地地?」
??「そう!俺、和田優希!そしてこっちが基俊介だよ」
基「初めまして」
松尾「俺は、松尾龍」
和田「松尾龍かぁ。良い名前だね!」
その日から俺の人生が変わった。
親や友達から逃げた現実から目を背けたあの日から俺が変わったかと言うと正直わからない。
でも、自分のことをみんなに話して気持ちは楽になった。
みんなといると素の自分を出せる気がしてきた。
ありがとう
今度は俺がみんなを助けるからね!
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:椋和 | 作成日時:2022年11月6日 19時