―疑問は興味― ページ11
壱馬side
女はまともな礼もせずに立ち去ろうとした。
その行動が俺の中にある興味に火をつけた。
壱馬「俺の女になれよ」
『・・・・』
北人「壱馬にしてはストレートすぎんだけど」
慎「何考えてんだよ」
壱馬「な?良いだろ」
女は振り返り俺の顔を見た。
そして、あざ笑うように言った。
『誰がお前みたいな見た目だけの男の女になるもんか。お前もどうせ女の表面しかみてねぇクソ人間だろ?』
今までの女とは想像もつかないような口調と威圧感で話した。
『それに、喧嘩する人嫌いだから。暴力ですべてが解決すると思うな』
女はそう言い残し教室を後にした。
北人「これに懲りて木ノ瀬ちゃんはあきらめな。見ての通り、彼女は壱馬になんか興味はないよ」
壱馬「ふっ・・・」
慎「壱馬?」
壱馬「面白れぇ」
俺の中の闘争心に火をつけた。
別にさっき話したばかりなのに、あの女を俺のものにしたくなった。
342人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
haruna(プロフ) - お話素敵すぎました!!!慎くんのストーリーも読んでみたいです! (2020年1月12日 21時) (レス) id: 81796fa860 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:椋和 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annsatupuri/
作成日時:2019年6月29日 17時