エピローグ ページ35
Aside
今まで私は人間なんてみんな同じだと思ってた。
何か自分に不利なことがあればすぐに暴力で解決する。
私は自分の親にストレスのはけ口として使われる道具たと思ってた。
そんな私を救ってくれたのはあなただった。
壱馬「お前、そろそろ俺の隣歩けよ」
『いや、だって…』
北人「あ、照れてる!かわいい〜」
慎「壱馬じゃなくて俺にすればいいのにな〜」
『そんな、私は』
壱馬「こいつは俺のだ。いくらお前たちでも渡さねぇ」
慎「おぉ、壱馬の嫉妬かぁ」
北人「初めて見たな!」
壱馬「いいから早く行けよ!」
北人・慎「は〜い」
今は毎日が楽しいです。
これも私たちを繋げてくれた吉野さんに長谷川さん。
そして、今は隣を歩いてくれる壱馬くんのおかげです。
ねぇ、壱馬くん。
今度は私があなたを救う番。
そう思うようになっていたんだ。
きっとあの初めて会った日に私は恋に落ちていたのかもしれないね。
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haruna(プロフ) - お話素敵すぎました!!!慎くんのストーリーも読んでみたいです! (2020年1月12日 21時) (レス) id: 81796fa860 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椋和 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annsatupuri/
作成日時:2019年6月29日 17時