―余裕は現在― ページ30
北人side
でも、壱馬には誰よりも優しいといういいところもたくさんあるんだ。
北人「いいんじゃねぇの?人は1人じゃ生きていけない。誰かに支えられて毎日生活してる。だったら、少しくらい頼ってもいいんじゃねぇ」
慎「そうだぞ。少しは自分を大切にしないと、ほんとに大切なものができたとき守れなくなるぞ?」
壱馬「北人…慎…」
北人「喧嘩、俺も付き合ってやるよ」
壱馬「いやそこまでしなくても…」
慎「確かに、北人細すぎてすぐに負けそう」
北人「なんだと!俺だって、バスケで鍛えられた筋肉がありますから!」
慎「どうかねぇ」
北人「ムカつく!」
壱馬「ふっ、なんだよ。ガキみてぇな喧嘩」
こうして、俺と慎も加わり喧嘩をするようになった。
別に深いわけがあるわけでも、ストレス発散したいわけでもない。
ただ、友達を救うためにやってることだと思えば罪悪感も自然となくなるものだ。
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haruna(プロフ) - お話素敵すぎました!!!慎くんのストーリーも読んでみたいです! (2020年1月12日 21時) (レス) id: 81796fa860 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椋和 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annsatupuri/
作成日時:2019年6月29日 17時