君らしい ページ15
Sideなし
５人で話していると顧問の先生が歩いてきた。
顧問「お！そうだ。お前ら今暇か？」
瑞稀「特に予定はないですけど、なにか？」
顧問「お前たちもそろそろサークル入ったらどうだ？」
涼「サークルですか？」
顧問「就職も有利になるぞ？どうだ、バスケやってみないか？」
瑞稀「バスケですか？」
顧問「この３人バスケサークルなんだよ。そこまで運動神経も悪くないしな。一回だけでもやってみたらどうだ？」
瑞稀「いや…」
涼「俺、球技系はちょっと…」
「いいじゃん。やってみたらどう？」
龍斗「そうだよ。うちのクラブ未経験者も募集してるし、お遊びみたいなクラブだし！」
蒼弥「お遊びって、遊んでるのは２人だけだろ？結構真面目にやってる人もいるんだからな」
龍斗「ちょっと！まじめにやってます！」
蒼弥「うそだ。いつもハーフコートまでしかいかないだろ」
龍斗「それはAだって同じだろ？」
「私は低燃費なのよ。日々の運動不足の解消になってるの」
蒼弥「Aらしいけど、真面目にやってよ」
顧問「お前らそうだったのか…」
龍斗「いや顧問先生ちがうんですよ！俺は真面目に！」
顧問「先生悲しいよ〜」
蒼弥「ドラマのワンシーンかよ」
「いいんじゃない？２人で楽しんでいるんだから」
顧問「はい、無駄口叩いてないで練習に行く！」
龍斗「は〜い」
蒼弥「２人も行こうよ。見学だけでもいいから」
涼「見学だけなら」
瑞稀「いいよ」
「じゃあ行こう」
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作者名：涼和 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annsatupuri/
作成日時：2019年6月8日 19時
