女性医師殺人事件 ページ9
輝夜side
涼介「お、全員そろってるな」
侑李「意識高いねぇ」
彼らは私たち組織の直属の上司である、山田涼介刑事と知念侑李刑事だ。
山田刑事は、警視庁一のイケメンと言われており男子からしたら憧れの的である。
知念刑事は、生まれながらのかわいらしい顔立ちだが、身体能力は人間離れしている。
優斗「こんにちは、今日もよろしくお願いします」
涼介「よろしく。さっそくだけど、今回の未解決事件についてお話します。知念、よろしく」
侑李「オッケー。今回の未解決事件は、2015年8月29日に起きた【女性医師殺人事件】被害者は、東京都在住の大学病院に勤務していた東雲美香さん、当時28歳。病院近くの川で溺れて亡くなっているのが発見された」
雄登「仕事でのトラブルとかは」
侑李「病院内で話を聞くと、そこの病院長と男女の関係にあったことがわかったらしい。当時は、それが原因で自 殺をしたのではないかと言う事で捜査を進めていたそうだ」
大昇「それだけで自 殺するのかな?」
涼介「その女性のお腹には、子どもがいたそうだ」
涼「うわ、マジかよ」
侑李「だが、病院長は関係を全面否認。結局、自 殺として処理された」
龍斗「それなのに、未解決なんですか?」
飛貴「確かに。それに、殺人事件って…」
涼介「その当時の解剖医の1人が、もう一度遺体を再診断したところ、手首と足首に圧迫痕を見つけ、縛り付けられていたことがわかった」
一世「つまり、どこかに縛り付けられた状態で水に顔を入れられたってことですか」
瑞稀「でも、濡らしたタオルなどを口と鼻に押し当て溺死させた方が、肺から検出された水の量を考えると辻褄が合う」
涼「そんなことできるの!?」
『呼吸ができなくなれば、人は簡単に死んでしまうからね』
蒼弥「それなら、女性の力でも可能だね」
直樹「これを捜査するのは、大変だぁ」
涼介「詳しいことは、資料に書いてあるから。何かあったらまた声かけて。じゃあ、よろしく」
全員「よろしくお願いします!」
こうして新たな事件の捜査が始まった。
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作者名:涼和 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annsatupuri/
作成日時:2019年3月30日 16時