迷い猫は簡単に懐かない【SixTONES】【SnowMan】 (ページ18)

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#18 ページ18

「学校まで送ってくか？」

「いいよ」

「大丈夫？忘れ物ない？」

「大丈夫だって！」

「なんかあったら直ぐに電話」

「あーもう！みんな大丈夫だって！何かあったら阿部ちゃんいるし！嬉しいけど過保護すぎ！」

いざ行ってきます、と玄関に向かうとゾロゾロと着いてきて小学校入学したばっかかってくらい確認のしつこい大人達にそういう

「途中まで僕も一緒だし大丈夫だよ、ね？」

「そうそう。ラウちゃんもいるから」

「そうだけど」

「もー樹とふっかとジェシーは心配しすぎなの。大丈夫なんだもんね？」

「うん」

3人の後ろからひょっこり顔を出したきょもと顔を見合わせて笑う

「…え、何これ。大我とA2人の世界が」

「あーもうしつこい！行ってきます」

「行ってきまーす」

「いってらっしゃーい」

「え、大我？A？え？」

これ以上玄関先にいても埒が明かないのでラウと溜息をつきつつ家を出る

「みんな心配性だね」

「先に出たみんなも心配してたしね」

阿部ちゃんはもちろん舘さんとか康二くんとか岩本くんとか

凄い同じくらい念押しして出てったな…

「でも僕も心配してるんだからね！帰り迎えいくから一緒に帰ろ」

「年下にも心配されるって…」

「もう！そこは年齢関係ないっ」

別に学校で何があったとか私はもちろんみんなに言った記憶はないし阿部ちゃんも言うようなタイプじゃないだろう

「みんなAちゃんのこと好きだから守ってあげたくなるの。わかってる？」

「わかってる。ありがとうね」

「どういたしまして…ってあ！」

「え、なに？」

「電車。乗り遅れる」

「あの3人のせいじゃん、もう！」