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#2 ページ2

七月の期末テストの結果が発表され、みんなが廊下に群れる。







私も、その中に居た。










人が多い所は苦手だけど、順位だけは知りたい。









だって、こんなに頑張ったんだもん。

















自分の名前を探すと









あ、、あった








「二位 イム・A」








という文字を発見













二位かあー、、、どうでもいいミスしちゃったのかな、、、




と、少し落ち込んでいると





私の周りに居た人たちが、少しザワザワしだした。













「あの人、あんなに休み時間ずーっと机にかじりついてても、二位なんだねー。」




「確かにー。ガリ勉の割に、一位にはなれないんだー」















聞こえなかったふりをして、私は廊下を去った。














本当は、心が弱くて、少しでもこういうことを言われると





凄く落ち込んでしまうタイプ











だけど、あくまでもそれは自分の世界の中だけの話














私は、イメージを崩さないように、






クラスで目立たないように









ひっそりと、息を殺して生きていくだけ。



















そして、一学期が終わり、






私の夏休みは、ほぼ毎日講習会で埋め尽くされた。

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作者名:スピカ | 作成日時:2022年5月13日 21時

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