恋愛の方程式 (ページ19)

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＃19 ページ19

私は、自分のことを不思議に思ってきた。

なぜ、ジョンハンくんには心を開こうと出来るのか。

なぜ、ジョンハンくんの言葉は、魔法のように私の心に溶け込むのか。

なぜ、ジョンハンくんと、友達になりたいと思うのか。

不思議で堪らないけれど、今はただ

一緒に話してくれるだけで、私の心は前よりも

明るくなったのは、確か。

私を見つめるジョンハンくんに、私は話し始めた。

A「あ、、あのね、、、わたし、、、

　本当は、、いろんな人と、話してみたいって、、思う、し

　あんな、嫌な人ばっかりじゃないのかも、、とかも思う、、。

　私みたいな人と、、少しでも、、、話してくれる、、ジョンハンくん

　みたいな、、人も、、いるんじゃないかな、、って。

　ちょっとこれは望みすぎかな」

そう言って、

私はふっと笑った。

ジョンハンくんは、私のことを目を見開いて見て

その後、とびっきりの笑顔で笑った。

ジョンハン「やっと笑ってくれたじゃん。

　ずっと、笑っててよ。俺は、笑ってるAが見たい」

その言葉に、私は絶句する。

え、、私、今

笑えてた？

上手に、笑えてたのかな

多分、何年かぶりに、心から笑顔になったと思う。

それは、絶対にジョンハンくんの

おかげ。