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gtar ページ40

また書いてる、と思いますでしょう?
正直、作者も思ってます。
これ書くの楽しいんで許してください…。

※また事後
※会話文無し
〜〜〜〜〜

意識が覚める、午前二時。
特に寒くはないし、体調が悪いわけでもない。
だけど目が覚めるのは、これからすることがルーティーンと化したからであろう。

取り敢えず、とその辺で寄りあってぐしゃぐしゃになった服たちを適当に取って着る。
それが明らかに大きくたって、皺だらけだって、今だけは何も気にならない。

自分が何をしても、彼が起きることは無い。
それをいい事に布団からこそりと抜け出した。
今日は幸い抱き枕にされることは無かったので、比較的すんなりと抜け出すことができた。

身体を起こして、ベッドから一歩踏み出して、静かにリビングへと向かう。
当たり前だが照明は付いておらず、真っ暗。
そんな光景も、もう慣れた。

キッチンに立って、一人分のココアを作る。
今日は何故だかホットの気分で、出来上がったそれをお気に入りのカップに注いだ。

リビングの明かりを付けてソファに座る。
それが丁度よく沈み込むのは、これだけは譲れないと二人で拘りに拘って買ったから。

ただココアを飲む。
それ以外は何もせず、頭の中は空っぽで、けれども上の空ではなく。
彼と過ごす時間には勝てないけれど、誰にも拘束されないこの時間が好きだったりする。

手元のカップが空になった頃には、もう三時。
彼が起きることは無いけど、そろそろ夢でも見始めて、寝言で俺を呼ぶ時間だろうか。
それを聴いて幸せを噛み締めたいから、ベッドに戻ろう。

空のカップは水を張ってシンクへ置き去りに。
明かりを消して、また静かに歩き出す。
一度抜け出したときにトンネルのようになった布団の中に身体を潜り込ませ、目蓋を閉じる。

案の定、自分の名前を彼が呼んだ。
今日の彼はどんな夢を見ているんだろう。
そして今から見るであろう夢がそれと同じでありたいと願う。
起きたらいつものように話をしよう。

一時間で冷えきった布団の中と相反するように温かい彼の体温を感じて、また眠りについた。

〜〜〜〜〜

8000hitありがとうございます!!!!!!
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…って、話数更新する度に書いてる気がしてる。
つまりは更新頻度が低い。

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朏―みかづき―(プロフ) - 没ネタの奴の小説書きました…((ボソッ 一応御報告しときますね、夜中にすみません… (2020年10月4日 3時) (レス) id: 6ca6a4d509 (このIDを非表示/違反報告)
いぐりあ(プロフ) - 夜雨さん» わーい!じゃあ雑に行きまーす!!ご意見ありがとうございますm(_ _)m (2020年8月22日 15時) (レス) id: c5d39b180d (このIDを非表示/違反報告)
夜雨 - はーい!!普通に自己満短編集2とかでいいと思います!!(雑) (2020年8月22日 15時) (レス) id: bb55298d19 (このIDを非表示/違反報告)
いぐりあ(プロフ) - カリトさん» そう言ってくださる貴方がしゅきです(ありがとうございます) (2020年8月16日 16時) (レス) id: c5d39b180d (このIDを非表示/違反報告)
カリト(プロフ) - しゅきです(突然の告白) (2020年8月16日 16時) (レス) id: 8da107864b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いぐりあ | 作成日時:2020年5月27日 15時

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