続き ページ28
〜〜〜
「…そっすか」
そんな心情とは裏腹に、煙と共に出ていく言葉は素っ気ないもの。
それもすっと受け流し、火を探す大先生
だったのだが。
「…あ、ライター忘れたわ」
「何してんすか」
思い出したように彼が話しだすが、内容が阿呆すぎた。絶対忘れちゃいけないやろそれ。
「これ、貸しましょうか？」
「あーいや、うーん…」
無いと困ると思って親切心を差し伸べてやったのに、そこでどもる大先生。
暫く唸って結論を出したらしい大先生。
「…よし
ショッピ君、こっち向いて？」
「はい？」
素直に向くと、グッと顔を近づけられる。
お互いの口には各々の煙草が咥えられている。
…まさか。
大先生のやりたいことを察した俺は、全てを彼に委ねてしまうことにした。
案の定、大先生はニヤリと口元を歪めながら煙草同士をくっつける。
そう、所謂シガーキス。
お互いの先端が触れ合い、火の移る音がして、
すぐに離れる。
向かいの彼は口元の弧を崩さずに
「ごちそうさま」
と言った。
これは偶然のもたらした幸せ、のはず。
…彼のポケットから彼愛用のジッポが見えたのは、きっと気の所為じゃないんだろうな。
〜〜〜〜〜
シガーキスぅぅぅ！！！
煙草なんて吸ったことないお子様未成年なので、味に関してはぐーぐる先生に聞きました。
最近、短編なのに長くなりがちなのですが、皆さんどちらの方が好きですか？
文章内容はあまり変わらないとは思うのですが…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朏―みかづき―(プロフ) - 没ネタの奴の小説書きました…((ﾎﾞｿｯ 一応御報告しときますね、夜中にすみません… (2020年10月4日 3時) (
レス) id: 6ca6a4d509 (このIDを非表示/違反報告)
いぐりあ(プロフ) - 夜雨さん» わーい！じゃあ雑に行きまーす！！ご意見ありがとうございますm(_ _)m (2020年8月22日 15時) (レス) id: c5d39b180d (このIDを非表示/違反報告)
夜雨 - はーい！！普通に自己満短編集2とかでいいと思います！！(雑) (2020年8月22日 15時) (レス) id: bb55298d19 (このIDを非表示/違反報告)
いぐりあ(プロフ) - カリトさん» そう言ってくださる貴方がしゅきです(ありがとうございます) (2020年8月16日 16時) (レス) id: c5d39b180d (このIDを非表示/違反報告)
カリト(プロフ) - しゅきです(突然の告白) (2020年8月16日 16時) (レス) id: 8da107864b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いぐりあ | 作成日時：2020年5月27日 15時
