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藍沢の復帰はまだ目途が立ってないらしく明日かもしれないし1週間後かもしれないらしい。
それまでグダグダと今日の事を引きずる訳にはいかないしこの救命にゆっくり悔やんでる暇なんかない。
藍沢に会ったらまず謝ろう、そう決めて私は仕事を再開した。
________
名取side
藍沢先生を病院から家に連れて帰って2日間はずっとかなり高い熱が続いた。
寝ながらも時々苦しそうな表情を浮かべているのは見ていてつらくて藤川先生と俺は橘先生に3日間休みをもらって藍沢先生の看病をしていた。
藍沢先生が完全に体調が戻ったのはあれから3日後で今日から藍沢先生、藤川先生、俺は3人同時に出勤。
出勤してすぐカンファレンスが始まってカンファレンス終了後、一斉に救命のみんなが藍沢先生を囲んだ。
そこに新海先生まで現れて緋山先生が先陣を切って話だした。
緋山「藍沢、ごめん。私藍沢が体調悪いこと知らないで散々色々酷いこと言った……ごめん…」
新海「俺もあの日の前日一緒に脳外でオペしたし、ほぼ1日一緒にいたのにお前の不調に全く気付かなかった……」
藍沢「俺が何も言わなかったのがわるい…迷惑かけた…」
横峯「藍沢先生、白石先生が倒れて言いにくかったんですよね?自分のこと」
灰谷「名取先生から聞きました……」
灰谷がそういうと藍沢先生は俺の方を振り向いた。
雪村「名取先生、かなり怒ってましたよ」
緋山「藍沢先生が〜〜〜〜って」
名取「っちょっと緋山先生」
藤川「へ〜俺も見たかったな〜」
名取「藤川先生まで!」
緋山先生、藤川先生、雪村さんたちから散々いじられてる俺を見て藍沢先生が少し口角を上げた。
橘「おーい!いつまでワチャワチャしてるんだ!医局に戻るぞ!」
橘先生にそういわれて医局までの廊下を歩いてると藍沢先生が「…ありがとな……」とボソッと呟いて俺の横を通りすぎて行った。
END
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ミッキー(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました!!リクエストなのですが、藍沢先生が酸欠と頭痛で倒れて入院中無理して事務作業とかもやってたら重度の貧血で階段から落ちてしまい藤川先生や緋山先生が処置するみたいなのを読んでみたいです、息苦しいの多めがいいです!お願いします! (2020年8月2日 21時) (レス) id: 43ae38a228 (このIDを非表示/違反報告)
まい - リクエストいいですか?藍沢先生がいちょうえんになる話ガ見たいです!できたらでいいのでお願いします。 (2019年12月15日 10時) (レス) id: cf2a24b3bd (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - きよさん» 貴重なリクエストありがとうございます!拒食症ですね。リクエストが溜まっているため遅くなってしまうかもしれませんがご理解いただけると幸いです。よろしくお願いします! (2019年4月4日 8時) (レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - あっ!プラスで不眠症も入れてください。すみません、付け加えちゃって、、 (2019年4月3日 23時) (レス) id: d52f446e85 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - リクエスト良いですか?藍沢先生が拒食症になる話をみたいです。きっかけは、おまかせします。看病っていうか藍沢先生の拒食症を治すために協力するのは、同期の3人と冴島さんでお願いします。 (2019年4月3日 23時) (レス) id: d52f446e85 (このIDを非表示/違反報告)
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