藍沢先生が体調不良5(リクエストOK)

愛子さんリクエスト　喘息 ページ1

藍沢side


喘息＿＿＿＿＿＿＿


俺は小学生の時から喘息持ちだった。


でもそれは高校生くらいまで。


高校生くらいの時に喘息は収まりそれ以来は発作が起こることもなく俺自身も喘息持ちであることをいつの間にか気にしなくなっていた。




だけど最近は仕事が忙しく季節の変わり目であり喘息の起こりやすい環境にあり、数日前から息苦しさを感じていた。


藍沢「ゴホッゴホッ」


そんなことを考えていると咳までで出だした。


新海「なぁ藍沢」


藍沢「なんだ？ゴホッ」


そんな俺を見かねてか誰もいない医局で新海が俺に話しかけてきた。


新海「咳ってお前……喘息の前兆だよな？」


藍沢「大丈夫だゴホッゴホッ問題ない」


新海「今の時期は発作が起こりやすいんだし、お前かなり疲労もたまってるだろ？気を付けたほうがいいぞ」


藍沢「そうだなゴホッゴホッ持っていかないといけない書類ゴホッがあるから救命に行ってくるゴホッ」


新海「ほんとに大丈夫かよ……」



まだ何か言いたげな新海を置いて俺は救命へ向かった。






救命の医局も脳外と同じくほとんど人がいなくているのは書類を書いている藤川のみ。


藤川「おぉ藍沢か。どうした？」


藍沢「この書類ゴホッゴホッ橘先生に持ってきた」


せき込む俺に藤川は書類から視線を移した。


藤川「大丈夫か？」


藍沢「ゴホッあぁ」


藤川「最近は発作出てないかもしれないけどいつ再発したっておかしくないんだぞ？疲れてるんだったら少し休めよ」


俺の喘息の事を知ってるのは藤川と新海のみ。


救命の白石や緋山、冴島、橘先生もフェローたちも知らない。

脳外でも西条先生には言っていない。

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藤川side


藍沢が医局に入ってきたと思ったらせき込みだした。

話してる途中もかなりせき込んでいて本来ならば風邪を疑うが藍沢の場合喘息の前兆だろう。



この病院で藍沢が喘息を持っていることを知ってるのは俺と新海先生だけ。


藍沢が喘息持ちだと知ったのは数年前のある出来事だった。


数年前＿＿＿＿＿＿＿


白石「ねぇ藍沢先生、藤川先生、今手空いてる？」


藤川「あぁ空いてるけどどうした？」


白石「橘先生からの伝言なんだけど…資料倉庫にある資料を取りに行ってほしいって。段ボールに入ってるらしいんだけどかなり重いらしいから２人にお願いしたいって」


藍沢「!!……」

藤川「資料倉庫ってあの脳外の近くんとこだよな？」


藍沢「……あぁ」


藤川「まぁいいや行こうぜ！耕作ちゃん！」

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