藍沢先生が体調不良4(リクエストOK)

はちみつさんリクエスト　　　　名取　記憶喪失→藍沢　精神衰弱　 ページ2

藍沢side


白石「今日のヘリ担は藍沢先生と名取先生と冴島さんね！」

藍沢「あぁ」

名取・冴島「はい」


橘「今日も一日よろしく！」

全員「はい」

橘「よしっ！解散」




名取「今日、一緒にヘリ担なんでお願いします」


藍沢「あぁ」


それだけ言うと自分のデスクに戻って行った名取。

「お願いします」とは言われたものの、結局午前中は一回もホットラインが鳴ることはなく急患が１人運ばれてきただけだった。


緋山「今日は平和ねー」


白石「うん」


藤川「いいことだよ、ありがたいねー平和に感謝！」


白石「そろそろお昼だし今日ヘリ担の３人は休憩に入っていいよ」


名取「ありがとうございます」


冴島「お先に失礼します」


そいうとナースステーションに用があったらしく冴島は一足先に医局を出て行った。



白石「藍沢先生も休憩に入って！」


藍沢「いい、やることが終わってからにする」


白石「だーめっ！藍沢先生そういっていっつも休憩しないでしょ！」


藍沢「仕方ない、忙しいんだ」


緋山「あんたねー……名取！」

休憩をしようと医局を出て行こうとした名取を緋山が呼びとめた。


名取「なんですか？」


緋山「あんた藍沢連れて休憩入って！藍沢が中々休もうとしないのよ」


名取「わかりました」


他人が入る隙もなく進められていく緋山と名取の会話。

気が付くと緋山と名取が俺の隣に仁王立ちで立っていた。


緋山「藍沢」

名取「藍沢先生」


こうなるともう駄目だ……と悟った俺は諦めて鞄から財布だけ取りだし、名取と医局を出た。


藍沢「どこ行くんだ？」


名取「近くの売店とかでどうですか？(食堂でもいいけど藍沢先生と食堂に行くとナースとかが騒いでて落ち着かないんだよな…)」


藍沢「別に構わない」


行き場所が決まったため売店を目指して名取と世間話をしながら歩いた。

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名取side


俺も藍沢先生も買うものが決まってレジに行くと何にも言わず藍沢先生が俺の分まで奢ってくれた。

さすがに申し訳ないな

名取「すみません、さっきいくらでしたか？」

藍沢「気にしなくていい」

名取「でも……」

藍沢「いいから」

名取「ありがとうございます！」


藍沢先生はオペもすごいし、現場での冷静な判断力も尊敬してるけどこういう医療以外での立ち振る舞いもすごい。


藍沢先生と売店のレジ袋片手に歩いていると近くに空いているベンチがあったためそこで食事をとることにした。

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