藍沢先生が体調不良3(リクエストOK)

【バレンタイン特別編】　暴行　りあそさんリクエスト ページ33

暴行系のお話になります。苦手な方は引き返すことをおすすめします。

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藍沢side


吐く息が白く染まるこの季節。

救命には転倒した患者や低体温症の患者など沢山の患者が運ばれて来る。


忙しいというのに以上に浮き足立っている奴が１名近くにいる……


藤川「今日は家に帰るのがいつもの５億倍くらい楽しみだな〜！なんでかわかるか？」


そう、藤川だ。

うるさいし、めんどくさいから構わないで置いたがさっきから話を聞いてくれと言わんばかりにしつこいように話しかけてくる。


仕方なくなんだ？と聞いてやると藤川はうれしそうに話し出した。


藤川「今日はバレンタインだぞ！わかるか？２月１４日バ・レ・ン・タ・イ・ン！」


藤川に言われてデスクの上に置いているカレンダーを見るとたしかに聖バレンタインデーと書かれていた。

でもだからと言って特に何もない。


藍沢「どうでもいい……」


藤川「藍沢お前それマジで言ってんのか？バレンタインだぞ！フェローたちは楽しみだよな？」

異常にハイテンションの藤川に話を振られた灰谷と名取。

困った顔をしながらも灰谷は「まぁ、もらえたらうれしいですけどほとんどもらえることないんで…」と名取は「特に……」と灰谷は藤川ほどテンションは高くなく、名取も俺と同じような考え方だった。

藤川「灰谷も名取もバレンタインだって知ってたみたいだぞ？知らないのはお前だけだな」


そういって俺に近づいてくる藤川。

ただでさえ書類が溜っているというのに今は邪魔をしないでほしい……


めんどくさいな……と思っていると女性陣が医局に入ってきた。


白石・緋山「おはよう」


冴島・横峯・雪村「おはようございます」


藍沢・藤川「おはよ」


白石「あっ！今日バレンタインでしょ？皆にチョコレート持ってきたよ！」


横峯「私もです！」


冴島「お口に合うかはわかりませんが……」


雪村「私からも……」


緋山「一応私も」


白石たちがバレンタインのチョコレートを持ってきてくれて藤川のテンションはさらに高く……


さらに職場では冴島から藤川にチョコレートはなく「はるかからは家でもらうんだ」と藤川は嬉しそうに話していて冴島もめずらしく藤川の名前呼びに対してキレなかった。

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