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Aside
○「私だって今辛い思いしてるのよ…
なのに赤ちゃん赤ちゃんって
それに
他人のあんたに何がわかるのよ
子供産んだことないくせに …
偉そうに言わないで…!!!!」
本田さんは近くにあった 花の入った花瓶を
手にとって私の方に投げつけた
ﾊﾟﾘﾝｯ
壁に花瓶があたり 破片が飛び散る。
A「ったぁ… 」
痛みを感じ 右手を見ると
手首が切れていた 咄嗟に左手で押さえ圧迫する
○「あっ…ごめんなさい、私… 。」
A「謝るのは私の方です…
ごめんなさい
花瓶片付けますね…」
そう言ってナースステーションに戻った
A「本田さんの部屋‥ 花瓶割れちゃったから
片付けにいってもらっていいかな…
本当は私が行きたいんだけど
手ちょっと切っちゃって…」
○「はい…！わかりました
Aさん手…大丈夫ですか？」
そう言われ 手首を見ると
押さえた左手の隙間からも 血が溢れてきていた。
A「あ、うん！大丈夫 大丈夫！
医局で止血するから！」
そう言って医局に入り
血をガーゼで 拭き取る
A「かなり深い‥かなぁ…」
［ 他人のあんたに何がわかるのよ ］
［ 子供産んだことないくせに … ］
さっき言われた言葉が胸に突き刺さる
確かにそうだ。
他人の私に本田さんの
気持ちなんてわかるわけがない
切れた手首の痛みより
心がズキンと傷んだ
.
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ka.(プロフ) - すっごくおもしろいし、サクラ先生かっこよすぎます…。これからも楽しみにしてます！更新頑張ってください。応援しています！ (2017年11月25日 23時) (
レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2017年11月17日 21時
