炭治郎の弟が可愛すぎる件について

弐拾 ページ31

炭治郎side

甘かったなぁ 最終選別で八人の鬼に会ったけどどの鬼もまともに会話できる状態じゃなかった 問答無用で殺そうとしてくるし













ごめんな 禰豆子 ごめんな

一刻も早く帰りたいのに体中痛くてダメだ 支給服すら重い

藤襲山を下り始めた頃から凄まじい疲労がきてどうしようもない




あぁ… もう日が暮れてしまう


炭｢(着いた… 鱗滝さん… 禰豆子… 謙治郎…)｣


ﾐｼｯ


ﾄﾞｶﾞ




…え？


ﾃﾃﾃ…

『あ〜 禰豆子ダメじゃん〜 待ってよ〜』

ﾃﾃﾃ…


炭｢あーっ 禰豆子ォ お前っ… 起きたのかぁ！ そして謙治郎までぇ！｣

禰｢『！！/兄さん！』｣


ﾀｯ


炭｢禰豆子っ… 謙治郎っ…｣

ｶﾞｸｯ


ﾄﾞﾃﾝ ｶﾗﾝ

炭｢うぐっ｣

ｷﾞｭｳ


『兄さんっ！良かったっ！』


ｷﾞｭｳ


炭｢わーっ お前なんで急に寝るんだよォ ずっと起きないでさぁ 死ぬかと思っただろうがぁ！｣


『兄さんっ… 良かった… ほんとに… 良かった…』(ﾎﾞｿｯ


ｶﾞｼｯ

鱗｢よく生きて戻った！｣


炭｢うわーっ わーっ｣


〜十五日後〜

今日は兄さんの刀が来る日！ 刀打ってくれた人誰だろうな！

なんで分かるかって？ …感さ！←キャラ崩壊

あっちなみに〜俺の刀打ってくれた人は加賀さんですね 加賀弘正(ｶｶﾞ ﾋﾛﾀﾀﾞ)さん



ﾁﾘﾝ


あ 来たかな


『兄さん来た？』

炭｢あぁ 来たぞ｣


ﾁﾘﾝ ﾁﾘﾝ ﾁﾘﾝ


風鈴？

炭｢ふ 風鈴？｣


鋼｢俺は鋼鐵塚(ﾊｶﾞﾈﾂﾞｶ)という者だ 竈門炭治郎の刀を打ったものだ｣

加｢そして俺が加賀だよ〜 竈門謙治郎の刀を打った者だよ〜｣

あ 一緒に来たんだ 前に刀折っちゃったんだよね

炭｢竈門炭治郎は俺です 中へどうぞ｣ｷﾘｯ

『加賀さんも一緒に来たんですね』

加｢そうなんだよね〜 本当は来るの面倒いから鋼鐵塚に頼もうとしたんだけどね〜｣

『断られた…と』

加｢"自分で打った刀だから自分で行け"って言われた〜｣

『それは加賀さんが悪いと思いますが』

加｢そ〜お〜？ あ はいこれ日輪刀 次はなるべく折らないでね〜 俺悲しくなっちゃう｣

『…努力します』

加｢いや折らないで！？｣

炭｢謙治郎〜 俺達は中に入るが謙治郎と加賀さんはどうする？｣

加｢いや俺は大丈夫 そろそろ帰るよ｣

『お茶してかないんですか？』

加｢お茶してたらかなり時間経っちゃうし それに帰ってやりたいことあるから｣


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