炭治郎の弟が可愛すぎる件について

仇 ページ12

鱗滝side

((略啓 鱗滝左近次殿
鬼殺の剣士になりたいと言う少年と謙治郎をそちらに向かわせました
丸腰で私に挑んでくる度胸があります 身内が鬼に惨殺され生き残った妹は鬼に変貌してい
ますが人間を襲わないと判断致しました この三人には何か他とは違うものを感じます
少年の方は貴方と同じく鼻が利くようです もしかしたら"突破"して"受け継ぐ"事が出来
るかもしれません 手前勝手な頼みとは承知しておりますが何卒御容赦を御自愛専一にて
精励くださいますようお願い申し上げます 匆々冨岡義勇))

炭｢ど…どうしたらトドメをさせますか？(天狗の面…この人…)｣

鱗｢人に聞くな 自分の頭で考えられないのか｣ 炭｢(足音がしなかった)｣

『鱗滝さん！』

鱗｢久しぶりだな謙治郎｣

『はい！』

炭｢(謙治郎と知り合いなのか？
…刺してもダメなら 頭を潰すしか…)｣

(ｸﾞｯ)

炭｢(頭骨を砕いて完全に潰すにはやっぱり石を何度か打ちつけないと…苦しむだろうな
一撃で絶命させられるようなものはないのか…)｣

『兄さん早くしないと意識が』

炭｢あ…あぁ…｣

(ｸﾝ)

あぁこの子は駄目だ 謙治郎が前言って通り優しすぎるそして思いやりが強すぎて判断できない 鬼を前にしても優しさの匂いが消えない 鬼にすら同情心を持っている 義勇この子には無理だ
…

謙治郎side

兄さんなんで？禰豆子にならわかるけどなんで他の鬼にまでそんな気持ちを？

…兄さんには…無理なのかな…？

鬼｢(はっ！気を失っていた…身体の方が死んだのか？ 気分が悪い…)｣

炭｢あ！｣

鬼｢！！｣

炭｢もたもたしていたら夜が明けてしまった…｣

(ｶｯ!)

鬼｢ぎゃああああ！｣(ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ)

(ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ)

炭｢(日に当たっただけであんなことに！？禰豆子が嫌がるはずだ！)｣

禰豆子…何処？

禰｢……｣

炭｢(そうだ！あの人は！？
…殺された人を埋葬してくれている)あの…｣

鱗｢儂は鱗滝左近次だ義勇の紹介はお前で間違いないか？｣

炭｢は…はい！竈門炭治郎と言います謙治郎は知ってたから…妹は禰豆子で…｣

禰豆子のところ行こ

(ｻﾞｯ)

『禰豆子大丈夫か？』

禰｢…｣(ｺｸｺｸ)

『そうか〜日に当たってないもんな〜気をつけろよ？』

禰｢……｣(ｺｸｺｸ)

『偉い偉い』(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)

炭｢謙治郎禰豆子行こう！｣

『うん！』

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すいません次炭治郎sideにして書きます…あの所を

仇･壱＋拾→←捌

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