【NARUTO】黒霧と死柄木の成り代わりがNARUTOにトリップ？！ (ページ20)

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リュウ「第十六話だ！過去編続きだ！」ページ20

黒霧「…先生…」

弔「あぁ…先生だよなぁ…"コレ"…」

ヒルゼン「！？」

弔「俺は別に…コイツの事…を」ポロッ

弔「信用…してた訳じゃないし…悲しくない…」(泣)

黒霧「死柄木弔……」

ヒルゼン「弔…すまんかったのぉ…リュウは今回の任務で、仲間の裏切りで殉職してしまったんじゃ…」

弔「は…？」

ヒルゼン「仲間の一人がリュウに恨みと妬みを抱いておってな…」

黒霧「と、言うと？」

ヒルゼン「…自分と同じ孤児の癖に、痛みを知っている癖に自分の作戦に賛同しようとしない。となぁ…」

弔「…作戦？」

黒霧「…」

ヒルゼン「黒霧は知っておるじゃろう…」

弔「？！黒霧…？」

黒霧「偶然ですが…。明日の予定とその準備で分からないところがあって尋ねようと先生のところに行ったんです。その時、男と話してるのが聞こえてしまって…」

ヒルゼン「やはりか…リュウにも言われておった…あの時聞いてるやつが他に居たとな…」

黒霧「そしてこう言ったんです。所々聞き取れませんでしたが…「……の日……に火影の所へ行く…その時…殺せ」と、断片的ですが、火影のところへ行くその時殺せ、としかし、私はそれの実行日が分からない。どうすることも…」

弔「…黒霧…お前……俺もあいつが任務の前に言った言葉に違和感を感じてたしなぁ…無理矢理にでも止めてればなぁ…！」(泣)

ヒルゼン「……二人共…お主らは、深い闇を抱えておる……それ故に、人を認めることが得意ではないのじゃな…そんなお主らのことじゃ、きっとリュウの同じような過去に少し気を許していたのではないか？それが大きくなり…尊敬、敬愛になった…先生と呼ぶくらいにのぉ…」

黒霧「…あの方は私達のかつての先生に似ていたんです。常に優しく話していて…任務に行く前、どこかその顔は強かった…(そう…その姿はかつての先生、オール・フォー・ワン。その人…)」

弔「まぁ…話し方は違うけど…前の先生に…似てたんだよなぁ…」

ヒルゼン「そうか…前の先生は、どうしたのじゃ」

黒霧「分かりません…しかし、私達が見たあの方の最後は私達を守らんとする大きな背中…」

弔「！なんで、皆、俺を、置いていくんだ…」

黒霧「死柄木弔…数日前、先生が私に言いました。「黒霧、お前らにとって偽善者は憎い存在かもしれないけど、対立するのは間違いなんだ…」と」

弔「あぁ…先生…！」

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黒霧「(…随分と懐かしい夢だ)…先生」