スリルが足んない！【名探偵コナン】

迷い中 ページ46

その頃の長野県警‥休憩時間

先程からあたふたしている由衣刑事‥
大和に話しかけられるたびに彼女は顔を赤らめた
諸伏はミッションが何を意味するのか気になっていたのだが‥

そんな諸伏のスマホに一本の電話
誰からか、と画面を見た諸伏は自分でも表情が緩むのがわかった
近くにいた大和が呆れた顔で見てきた
言われなくてもわかる、［おい、ニヤけてるぞ］と言っているようだ

諸「はい、もしもし？」
『あっ、あの！』
電話の向こうから愛する人の声‥
切羽詰まっているようなその声に、諸伏の背中に冷たい何かが走る
また、誰かに迫られてるのではあるまいか‥と

諸「っ、どうしました⁉」

『っす、好きです！』
プー、プー、プー
電話が切れた

諸伏は呆然と画面を見つめてしまった
わざわざそれを言うために‥

彼の顔がみるみるうちに真っ赤に染まった
大和がまた呆れたように見ていた


〜それから少しして〜

もうすぐ休憩が終わる
諸伏にはずっと心にひっかかっていた事がある

諸(もう一度Aさんの声を聞きたいのですが‥)

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