スリルが足んない！【名探偵コナン】

元気と愛と ページ35

諸伏は車をAのマンションの地下駐車場に入れる


『あ、あの‥何故？本部に行くんじゃなかったんですか？』

諸「Aの今日の仕事は終わりだそうです
もうすぐ日が落ちますし

彼女を家まで送っただけですが？」


『高明さんは‥』

諸「まだ少し仕事が残っていますので。」

『でしたら、わざわざ地下駐車場まで‥』


諸「地上でしたら‥」

ギュっ

諸「こんなこと、出来ませんよね？」



諸伏はAを抱きしめた

諸「残りの仕事を早く終わらせたいので、充電しなくては、と思いまして」


諸伏の腕の力が少し弱まり、彼は呟く

「諸伏A…」

『え？』


諸「いえ、結婚するとAも諸伏になりますからね」

『だからまだ私は子供で…』

諸「でも、私をお婿さんにしてくれるのでしょう？」

Aの顔が真っ赤になった
そんな彼女の耳元で

諸「その表情、他の誰にも見せないでください
私以外に、貴女をドキドキさせる権利はありませんから」

顔を真っ赤にした彼女は恥ずかしくなり視線をずらす
『そ、そろそろ行かないと、大和警部に怒られちゃいますよ
この間も聞こえたでしょう
《イチャイチャすんな》って』


諸「こんなの序の口ですよ
私はこんなにも貴女を愛しているのに」

諸伏は抱き締める力を強くする

諸「Aからの愛が足りません
だから私が積極的になっているんです」

兄貴に勝てるかニシヒガシ→←小悪魔じゃないって！

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