第7話 スカラビア ページ9
カ「Aー!!!!」
『うおわっっ！？』
突然後ろからバックハグをされる。
俺にこんなことをしてくるのはカリムぐらいだ。
ジャ「急に後ろから突進されても微動だにしないとは…流石だな。」
『そういう変なとこ見てるのも流石スカラビア寮って感じ。アンタとはほぼ初対面な筈なのに。』
ジャミルがベリっと効果音の付きそうな勢いでカリムをひっぺがす。
なんか親と子って感じだな。
例えるなら不審者を睨みつける過保護なママ。
カ「久しぶりだな!!!!何ヶ月ぶりだ？1年か？友達になった途端いなくなるし…とにかく!!!!また会えて嬉しいぜ！」
『ひょえ〜このノリ久しぶりすぎて付いてけん〜』
視界がぐわんぐわん揺れている。これがカリム・アルアジームという人間だ。
絶対に主導権を握られてくれない。
カ「それにしても会わない間に雰囲気が変わったな。喋り方もなんか違うし…」
『あのね…こっちにも色々事情があるの。自分は相変わらず元気で羨ましいわ。』
あと、従者が凄い剣幕で背後にいるの気付けやど阿呆
俺が話しかけたら多分ドッカーンしちゃうぞ。
あ、そういえば。
『………ジャミル・バイパー？だったっけ。』
ジャ「元同学年の名前も覚えていないのか？留年しただけの事はあるな。」
『は？1ヶ月でおぼえろと？後自分影薄いのに気付いた方がいいんとちゃう？』
この状況を偶然遠くから見ていたエース・トラッポラ及び生徒の心は一つだった。
「(どっちがふっかけたか知らないけどヤンキーが優等生にカツアゲしてるようにしか見えねぇ…)」
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ジェノヴァ・ルシウス - 面白かったです〜。続き楽しみに待ってます〜。頑張ってください！応援してます(*´꒳`*) (8月7日 21時) (
レス) @page16 id: a3d5b84e3e (このIDを非表示/違反報告)
岐阜愛してる - めっさおもろかったです。続きま待っとりますわぃ。 (2023年4月1日 1時) (レス) @page16 id: 7fe6f6ee48 (このIDを非表示/違反報告)
アカバ(。∀°) - 初コメ失礼します！面白いです！応援しています！頑張ってください！！(^∀^) (2020年8月14日 1時) (レス) id: 25e6345673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こーめい | 作成日時：2020年7月2日 23時
