(大阪シリーズ)「転生したら、石切神社の巫女でした・・・？」 (ページ32)

今日:12 hit、昨日:5 hit、合計:14,075 hit

従兄妹・・・(幸村side)　　　１ページ32

彼女に初めて会った時・・・・言ってしまえば、そう・・・・驚いた・・・・そんな感じだった。

まるで夜闇を切り取ったような、肩くらいまである黒髪・・・・、

従兄妹だからか・・・。

僕にじゃっかん、色が似ている瞳の色・・・。

僕よりいくぶんか・・・大きい身長・・・。

日焼けを知らなさそうな・・・・白い肌、それも相まってか・・・・・・初めて見た感じは、

異国の人形のように・・・・・儚い印象で、触れれば消えてしまいそうな・・・・・

見かけない綺麗な少女が僕の家にいたからだ・・・。

お母さんが言うには、この少女は僕の従兄妹らしい・・・・・。

しかも同い年なんだとか・・・・

僕は顔・・・？がいいのか・・・・・よく女の子に声を掛けられることが多いけど・・・・・

彼女は少し、今までの女の子とは違うような気がした。

しばらくして、その人形のような彼女から・・・・鈴のなるような可愛いらしくも・・・、

僕のお母さんと何回か何かを話してから、彼女はどこか・・・・

同い年にしては凛としたような丁寧な口調で自己紹介をした・・・。

その後はまあ色々だ。親せきの人に挨拶したり、お正月の楽しみのお年玉をもらったりと・・・・

どうやら、大人たちは、お酒を飲んだり、料理を作ったり、世間話ししたりと・・・・

していたし、お母さんにAちゃんとちゃんと「仲良く遊んでね・・・。(*^-^*)」っと

言われたので、何をするか考えるが・・・・・・・そう・・・・さっきも言った通り、

僕は良く女の子に声を掛けられるのだが・・・・・・けれども、女の子と遊んだこと

などないのだ・・・。

何をして遊べばいいかも分からないので、とりあえず・・・・いつも、僕がやっている

テニスをしたことがあるのかと聞いてみた・・・。

　どうやら、彼女はあんまりやったことないらしい・・・・。

そして彼女にテニスを・・・教えたんだが・・・・

あんまりやったことないにしては、彼女は、上手だった・・・・・・。

ハンデありの打ち合いで、50回続いたんだ。

それだけでも充分面白いのに・・・・・。

お昼ご飯を食べてからまた二人でテニスを・・・やったんだけど・・・・・・

僕はとても驚いたんだ・・・・・・・・・・・・！！

さっきやった時よりも、物凄く打てる数や動き方、全てが強くなっていて・・・