(大阪シリーズ)「転生したら、石切神社の巫女でした・・・？」 (ページ16)

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「逆転！？白雪姫。」ページ16

新しい女王がやって来ました・・・。

けれどもその女王は・・・・・・・・・・・・・・・・・うぬぼれが強く、

大変なわがままだったのです・・・・

　新しい女王には、どんな質問にも答えてくれる魔法の鏡を持っており、毎晩一人になると

魔法の鏡にこう尋ねました。

「鏡や・・・鏡・・・・？壁にかかっている魔法の鏡よ・・・・この世界で一番・・・・・

一番美しいのはだれか・・・・？答えておくれ・・・？」

『それは・・・・女王さま・・・・あなたですあなたこそが・・・・・世界で一番美しい・・・。』

それを聞いて、女王は満足そうに・・・・眠るのでした・・・・。

　月日が流れて、小さかった白雪姫も7歳の娘になりました。

　白雪姫は大きくになるにつれて美しくなり,城中に晴れた日の太陽のように

　笑顔をふりまきました。

　そんなある日、女王がいつものように魔法の鏡に尋ねました。

「鏡や・・・鏡。壁にかかっている魔法の鏡よ・・・・この世界で一番美しいのはだれか・・・・

答えておくれ・・・？」

　すると魔法の鏡はいつもと違うことを言いました。

は

　『それは・・・・女王さま、あなたです。あなたこそが・・・・・世界で一番美しい・・・。

けれども・・・・・』

「けれども・・・・？」

『けれども、白雪姫の美しさが日に日に増しております。やがて・・・・白雪姫は、

あなたの千倍も美しくなるでしょう・・・・・・』

「なっ・・・・・・なんですってーーーーーーーーーーー！？」

　この時、女王の心に悪い影が生まれました。

　
そして・・・・女王は白雪姫を見るために、ひどくいじめるようになったのです・・・。

けれども女王がいくらひどくいじめても、白雪姫の太陽のような美しさはますます

増していくばかりです。

そして・・・・魔法の鏡も、ついにこう答えるようになりました。

『女王さまは、確かに美しい・・・・。しかし、世界で一番美しいのは太陽のように

光り輝く白雪姫です。』

これを聞いた女王は、くやしさで夜も眠れなくなりました。

「許せない・・・・！！世界で一番美しいの私のはず・・・・・・・・。たとえ娘でも、

絶対に許せない・・・・！！」

そして・・・・ある日、女王は家来の狩人を呼んでこう言いつけたのです・・・。