(大阪シリーズ)「転生したら、石切神社の巫女でした・・・？」 (ページ15)

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続き。ページ15

どうやらこの船の中で、王子様の誕生日のお祝いをしているようです・・・。

人魚姫は一目で王子様に恋をしました。

その時、突然嵐が船を襲い、人々は海に投げ出されました・・・。

王子様が海に沈んでいるところを見つけ、王子様を助け上げ、浜辺まで運んで

介抱しました。

人魚姫は王子様が目覚めるまでずっと・・・声をかけ続けていました。

するとそこへ・・・どこからか娘がやってきたので・・・

(人魚姫)「いけない・・・早く隠れなきゃっ・・・！！」

人魚姫は驚いて、海へ身を隠しました。

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娘は王子様を見つけて驚き、王子様を抱き上げた時・・・・

王子様がパチリッと・・・目を覚ましました。

王子様は目の前にいる娘に助けられたっと・・・勘違いをし、娘に向かって

ほほえみかけました。

王子様を助けたのは自分だと・・・言うこと知ってもらえなかった人魚姫は・・・

悲しい気持ちで海に帰りました・・・。

人魚のお城に戻った人魚姫は、自分も人間になって、王子様のそばにいたいっと思うように

なりました。(他にもいろんな話をやったが以下略)

(ナレーター)「それでは、今度は白雪姫の世界をのぞいてみましょうか・・・？」

　むかしむかし一人の心優しい女王様が黒檀(こくたん)の窓際に座りながら

チラチラと降ってくる雪を眺めながら縫い物をしていました。

　『あっ・・・・！！』

女王様はうっかり自分の指に針を刺してしまいました。

女王様の指から流れ落ちた三滴の血が・・・真っ白な『雪』の上に真っ赤なバラのように

広がりました。

それを見た王女様は・・・・(もうすぐ・・・・産まれるおなかの子どもは・・・・

この雪のように白い肌で・・・・赤いバラのように美しいほっぺたを持ち、そしてこの窓際の

黒檀(こくたん)のように黒々とした髪を持った子どもに違いない・・・！！)と思いました。

　そして・・・・本当に女王様が思っていたような美しい女の子が産まれたのです。

　女王様はその女の子に『白雪姫』と名前を付けました。

　けれども悲しいことに、女王様は白雪姫が産まれてまもなくお亡くなりになったの

　でした・・・。