第46話 ページ48
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｢狼と神をかけているんですよ
面白いでしょう？彼女こういうのが好きで｣
本庄の耳にその言葉はもう届いていなかった
頭を殴られたような衝撃がまだ続いてる
あの子はもう別の人のものになった……
私はあの子の特別じゃなかったの……?
そんな様子の本庄を見て大和はつぶやく
目線は、本庄の右手首の赤い組紐にあった
｢私は貴女が羨ましい
あの子に…Aにあんなに思ってもらえるなんて｣
そう言う大和の目は真っ黒だった
Aはずっと誰かのことを想っていた
自分も、Aにちゃんと愛されていた
しかしそれ以上に、見知らぬ誰かを想っていた
1年前の占拠の時もそうだった
それは隣にいる自分が痛いほど分かった
それが思慕とか恋慕とかというのは関係なかった
ただ、Aにそこまで想われているのが羨ましかった
大和は口を開く
｢私とAは、私たちの目的を達成するために結婚をしました
でも、それだけじゃありません
私たちは互いに愛し合っていたから結婚した｣
大和とAはすれ違いながらも、ちゃんとお互いの愛を確認した
本庄はもうこれ以上聞きたくないと言うように耳を手で押さえる
｢あの子は…｣
｢もう結構です！｣
本庄が勢いよく椅子から立つ
大和はそれに対し、さほど驚かず冷静だった
｢本庄杏、30歳
警察学校卒業後、2019年に横浜署に卒業配置｣
本庄はいきなり呼ばれた自分の名前に驚いているようだった
｢貴女は新人時代から過ごしたこの町を︎︎ ︎︎ ︎︎��︎︎私の町︎︎ ︎︎ ︎︎��︎︎だと思い、守ってきました
この空港にも強い誇りを持っている｣
｢なんで、そんなことを｣
本庄はゆっくりと椅子に座りなおす
本庄の精神はもうギリギリだった
大和はそのまま続ける
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ミロ(プロフ) - 面白かったです!続きが気になりました。更新待っています (3月18日 21時) (
レス) @page34 id: 317e335728 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - ジャニーズ全グループと俳優さん大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月17日 7時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
しちぶ - 名前が変換されるように直しました！ご指摘ありがとうございました！ (2月29日 16時) (レス) id: 52a05f96a9 (このIDを非表示/違反報告)
7tpqc9w9xm(プロフ) - 名前が変換されません！ (2月27日 19時) (レス) @page4 id: a02d39f94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しちぶ | 作成日時：2024年2月26日 12時
