第44話 ページ46
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ＮＯside
本庄は1人で大和に会いに来ていた
扉が開き、大和が入ってくる
「ガッカリです
武蔵刑事がお使いをよこすとは」
そう言う大和はつまらなそうな表情をしていた
「単刀直入にお聞きします
何故、私たちに猫の話をしたんですか？
山猫、知ってたんですよね？」
大和は少し口角を上げて口を開く
「武蔵刑事にお伝えください
話を聞きたければ本人が来るように、と」
大和はドアの方にゆっくりと足を進めた
それを止めるように本庄が声を上げる
「山猫は1月13日に空港に来る」
その言葉に大和が足を止めた
本庄は手紙をガラス板に手紙を突きつけた
「これは弁護士に送った手紙ではありません
駿河紗季への暗号です」
大和はゆっくりと本庄の方を振り返る
本庄はiPadを大和に見せた
｢茂木忠信、北見議員の秘書だった男です｣
本庄は茂木忠信について話した
｢駿河紗季が貴方へ面会に来たのは茂木から情報を引き出すよう頼むためだった
山猫について｣
大和はふっと息をもらしながら笑うと、本庄の顔を見て笑みを浮かべた
｢素晴らしい！貴方を少し見くびっていたようです｣
そう言うと大和は椅子に座った
｢いいでしょう、お話しましょう
︎︎ ︎︎ ︎︎��︎︎本庄刑事︎︎ ︎︎ ︎︎��︎︎｣
｢1980年代、陸奥哲夫という人物がいました｣
その陸奥哲夫という男は莫大な資産と人脈をもった人物だが、いつしか表舞台に姿を表さなくなったという
そして名前さえもコードネームで呼ばせるようになった
｢それが、山猫｣
陸奥哲夫の代わりに表にたったのが、当時まだ20代だった友人の北見茂だった
北見は山猫と有力者の間に立つ、窓口の役割を果たしていた
｢その陸奥哲夫は今？｣
｢10年前に病死しています｣
｢死んだ…？｣
本庄は、山猫である陸奥哲夫が死んだということに驚いていた
陸奥哲夫が死んだのにまだ山猫が存在しているということは……
｢後を継いだ人間がいるってことですか｣
｢えぇ、その通りです｣
本庄は息を吸い込むと慎重に口を開いた
｢それは誰ですか？｣
｢私は知りません
ただ、それを世間にしらしめるのが獣たちの…あの子の目的です｣
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ミロ(プロフ) - 面白かったです!続きが気になりました。更新待っています (3月18日 21時) (
レス) @page34 id: 317e335728 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - ジャニーズ全グループと俳優さん大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月17日 7時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
しちぶ - 名前が変換されるように直しました！ご指摘ありがとうございました！ (2月29日 16時) (レス) id: 52a05f96a9 (このIDを非表示/違反報告)
7tpqc9w9xm(プロフ) - 名前が変換されません！ (2月27日 19時) (レス) @page4 id: a02d39f94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しちぶ | 作成日時：2024年2月26日 12時
