守りたいもの

第9話 ページ11

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武蔵side





俺と本庄は獣のアジトと思われる工場までやってきた









二手に別れて捜索していると、1つの部屋を見つけた







部屋に入ると奥にあった電話がなった








警戒しながら電話に出る










「ようこそ、武蔵三郎」











電話口から聞こえたのは、嫌でも聞き慣れてしまったボイスチェンジャーの声だった










「龍...！」












突然ガーッという音が聞こえ、後ろを振り返ると扉が閉まっていた











急いで駆け寄ってみるも、扉は施錠されしまっているみたいだった













いきなりモニターが映し出されるとそこに映っていたのは、










「本庄...！」









足を紐で引っ張られている本庄の姿だった















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