9人の救世主

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貴方side

みんなとご飯...こんなに沢山の人となんて初めてだ

有岡｢うめー！やっぱオムライス最高｣


知念｢うっさい、もっと静かに食べれないの？｣

ガヤガヤガヤガヤ






山田｢(人2)くんさそろそろ自己紹介してみない？やっぱこのままだと何も変わらないと思うしさ｣

薮｢おい、山田｣

貴｢...みんなに自己紹介して何になるの｣

JUMP｢...｣

この会話で空気が一変した


八乙女｢いや、これから一緒に暮らしていくからさ｣

貴｢勝手に一緒に暮らすとか意味わかんない、
明日には出てくし、だいたいなんでそんなに僕に関わろうとするんだよ...｣


薮｢みんな(人2)くんを救いたいんだよ
笑顔にしたいんだ｣

笑顔に？何言ってるんだ


貴｢笑顔？意味わかんない
なに？僕を笑顔にしたらお金でも貰えるの？
どうせみんな嫌々やってるんだろ｣

違う、そんな事言いたいんじゃない


山田｢違う、みんな(人2)くんを...｣


貴｢僕を何？
笑顔にしたい？僕はそんな事望んでない
どうせお前らもそのうち僕を捨てるんだ｣

分かってるこの人たちはそんな人じゃない

岡本｢違う!!!!僕達はそんな覚悟で(人2)くんを助けたいなんて思ってない！
みんなで凄く悩んで悩んで出した結論なんだ！｣

八乙女｢圭人！落ち着け！｣

唇を噛み締める...

もう無理だ...やっぱ僕は1人がいいんだ...

僕がここに居たらこの人達までバラバラになっちゃう

ポロポロ...

JUMP｢?!｣


貴｢...ごめんなさい...｣ボソッ

ガチャ...バタン

外に出て必死に走る...

本当は彼らを信じようって思ってたのに
変われるんじゃないかって思ってたのに...

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