三馬鹿組:奇病 ページ9
Aside
なんということでしょうか、三馬鹿組で有名な緑川駿、出水公平、米屋陽介が私のところにやってきた、何事と思い話を聞いたら、緑川が急に口から花の花弁吐き始めた!と出水、出水の涙がトパーズ色してんだよ!と米屋、米屋先輩に猫耳がァァァァァ!と緑川、どいつもこいつもちゃんと言うやつわけやがってコノヤロウ…まぁ突然なったらそうなるよな
「ったく…まぁ出水と緑川はさておき、米屋、お前なんで猫なんだよ」
「知らねーよ!!急にはえてきてさぁ…」
「まぁいいじゃん、かっこいいんだし」
「嘘だろ?」
「猫でもかっこいい奴いるだろ」
「そうだけどよ〜」
「緑川は花弁だっけ、何色の花?」
「黄色ー多分ユリ?」
「黄色のユリの花言葉は…偽りだっけ」
「そうなの!?物知り!」
「はいはい、出水は…トパーズなんだっけ?涙」
「うん、悲しい…いつでも鉱石できるとか…金儲け以外に何も無い」
「それが浮かんでる時点で平気だわ」
まぁ何するの?って話!自然と治るの待つしかないけど、米屋は正直可愛いのでそのままで、出水はトパーズの涙か…綺麗じゃん、美しい、緑川は正直花言葉が最悪だから…まぁ可哀想
「治るまでどうしたらいい?」
「さぁ…普段通り過ごせ」
「ひでぇ!!!」
「はいはい、米屋、撫でていい?」
「いいけど…」
私は米屋のことを撫でる、すると猫同様もっと撫でて、もっと撫でてとゴロゴロと聞こえる、それを見た出水と緑川が
「本物の猫だ!!」
「それな」
そう言いながら許可なく撫でては米屋が怒ってた
翌日、なぜだか知らないが私も何かしらかかったわけさ、まぁそれは自分でも何かわからないし、とりあえずみんなが待ってるロビーに向かったんだわ、なんだか後ろの方がガヤガヤしてたから振り返るとどうやら私が歩いてきた道がお花の道ができてたんだわ、華やかすぎて緑川も出水も米屋も大爆笑
「ひーーちょっと待って…豊かすぎる」
「わかる!!メルヘンチック!」
「お前らしくなくて笑えるわ」
「は、ひでぇ…そんな?」
「おう」
「…てかあんたら治ったん?」
「いや、俺は帽子で隠してるよ、ほら」
帽子を外すとぴょこぴょこと耳が出てくる、そして出水は泣くほど笑ってたのでもちろんトパーズ鉱石が落ちてマース、色んな意味でカオスだわ
「まぁ……別に私オペレーターだからいいけどさ」
「だよなー」
そんなことを言っているとネイバーがどうやらやってきたようで、今日もみんなは忙しそうだな
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作者名:紅華(元→阿嘉月) | 作成日時:2020年6月15日 0時